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ふたたびの、桜の便り

4月17日(木)

4日間の苛酷な出張が終わった。

帰りの新幹線に乗っていると、この3月に卒業したTさんから、携帯にメールが入った。

「先生、風邪の方は大丈夫ですか? お大事になさってください。

こちらもだいぶ暖かくなってきて、お城の桜は今が満開です。今年はずっと晴れていたせいか、とても綺麗に咲いています。桜の写真を添付します。

私もSさんもまだまだ手探り状態ですが、地元の市役所で元気にやっています。課は違いますが、二人とも税務に配属です。税法とか、計算とか、わからないことだらけですが、頑張っていこうと思います。

以上、近況報告でした。返信は不要です。

風邪を長引かせないよう、お身体に気をつけてください。

それではお元気で。またそのうちメールさせていただきます。」

一昨日のブログに、前の職場の桜の写真を載せたことや、風邪をひいたと書いたことなどを読んで、送ってきてくれたようだ。

些細なことにも、気にかけてメッセージをくれる、というのは、うれしいことである。

2枚の桜の写真が、添付されていた。

1397727717773

1397727703893

Tさん。

ふと立ち止まって、桜の写真を撮ったり、

それをだれかに送ろうと考えたりすることは、

「心にゆとりがある」、ということのあらわれだと思います。

それは、仕事に追われる社会人にとって、とても大切なことだと、私は思います。

新しい環境で、一から仕事を覚える、というのは、大変なことでしょう。

今の私が、その立場なので、とてもよくわかるのです。

どうか、これからも「心のゆとり」を忘れることなく、一つ一つ乗り越えていきましょう。

お互いに。

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