ハガキと電話
4月12日(土)
「世話人代表のKさん」から、ハガキが届いた。
3月末に勤務地を離れるとき、世話人代表のKさんにちゃんとした挨拶をしないままだったことが、心残りだった。
Kさんも、そういったことが苦手だったらしく、
「いままでと変わりなく」
と書いてあったのは、いかにもKさんらしい言葉だった。
ハガキの最後に、「ひとつ進言します」とあり、何かと思ったら、
とあったので、思わず笑ってしまった。
夜、出張先のホテルにいたら、携帯電話が鳴った。
前の勤務地の仲間たちからである。
「同い年の盟友Uさん」をはじめとする人たちが、この3月で定年退職した地元の先輩たちの送別会をしていた。もちろん私も、その先輩たちにはとてもお世話になった。
その送別会の席で、私のことが話題に出たのだろう。
入れ替わり立ち替わり、電話に出てくる人たち。
みんな、いい感じで酔っ払っているようである。
ただ、こちらの携帯電話がそうとうボロボロになっていて、音声が割れて聞き取りにくかったために、あまりちゃんとした受け答えができなかったのが申し訳なかった。携帯電話も、そろそろ替え時だな。
メールも悪くないが、ハガキとか手紙とか電話、というのは、やはり嬉しいものである。
いつも、なんでもかんでもメールですませてしまう自分を振り返り、少し反省した。
メール、で思い出したが。
以前、比較的仲のよかった人が、仕事の都合で遠く離れたところに移った。その後、半年ほどは思い出したようにたまにメールが来たりしたのだが、いまでは、まったく来なくなってしまった。
何か、きっかけでもあったのだろうかと考えてみるが、思いあたるふしはない。
私のことだから、例によって余計なことを書いたりして、気に障ったのかも知れない。
こちらからもなんとなく連絡をしづらい感じなってしまって、そのままになってしまった。
だが、縁をつくろうと思えば、またどこかでお会いできるだろう。
いままでだってそうだったんだから。
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