前回の答え
すさのひょんさんの答えは正解だとわかったが、こぶぎさんの答えは凝りすぎていて、正解なのかどうか、もはや私には判断がつかない。
さて、私は、この電車に乗って旅をしたのだが、この電車、妙に懐かしい。
子どもの頃、何度もこの電車に乗った記憶があるのだ。
不思議である。この路線に乗るのは、生まれて初めてなのに。
どうして懐かしいと思うのだろう?わかる人はいるだろうか?
話は変わって。
昨日、懇親会でアウェイと感じたエピソードのうちからひとつ。
15年以上前に、1度だけお話ししたことがある方と、久しぶりにお会いした。
その方は私よりも少し年上で、お喋り好きでとてもいい方なのだが、そのお喋りの雰囲気が、かなり独特である。
ご自身が知っていることを、当然ほかの人も知っていると思って、無邪気に話しかけてこられるのである。
「○○さんが先日、フェィスブックに面白い写真のせてましたよね。ご覧になりました?」
唐突にこう言われた。
私は、そもそも「○○さん」という人を、全然知らない。
それにフェイスブックにも興味がないのだ。
「いいえ」と答えると、
「あ、××さんも最近、フェイスブックをはじめたそうですよ。ご覧になりました?」
私は「××さん」という人も、全然知らないのだ。
「いいえ」と答えると、今度は私に、
「フェイスブックやっておられます?アカウント教えてください」
と聞いてきたので、
「いえ、…やっていません」
と答えると、意外、という顔をされた。
その方にとっては、フェイスブックが、重要なコミュニケーションツールらしい。
しかし私はフェイスブックに興味はないし、仮にやっていたとしても、よっぽど心を開かないとアカウントは教えないだろう。
フェイスブックにこだわるのは、この方だけなのかと思ったら、どうもそうではないらしい。
懇親会で、別の方が言った。
「いやあ、ふだんフェイスブックで交流している人たちとこうして会うと、なんか気恥ずかしいね」
そうか、それぞれ遠く離れていて、1年に1度、この会でしか会わないにしても、ふだんはフェイスブックで交流しているのか。
私は、さらに孤立感を深めたのであった。
話は変わって。
今日の午後、飛行機とバスと電車を乗り継いで、大きな湖のある県にむかった。
バスを降り、K駅から上り方面の快速電車に乗ると、見たことのある人が、ボックスシートの座席に座っていた。
15年ほど前に、あるプロジェクトで一緒に仕事をしたことがある、Dさんである!
「お久しぶりです!」私はビックリした。
「どうしはったんです?」Dさんもビックリしていた。
私はかくかくしかじか、と説明した。
職場が変わったこともお話しして、新しい職場の名刺を渡した。
「今度、必ず遊びに行きますよ」とDさん。
「遠いですけど、ぜひ来てください」
15分ほど会話をして、私は先に電車を降りた。
こんな偶然、あるんだなあ。
やっぱりフェイスブックは、私には必要ない。
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