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やっぱり世間は狭い

8月5日(火)

2日間にわたる会議が終了した。

大きな会議だったが、いくつかのグループに分かれてのワークショップ形式で行われた。会議には、各地から外部の委員の方々も参加された。

1日目の会議が終わってから、ある方が私に声をかけてきた。

「お久しぶりです」

私はビックリした。2013年2月に、柑橘類で有名な県のX大学を訪問したときに対応してくださったYさんが、同じ会議に出席されていたのだ。

前回お会いしたときは、前の職場の仕事の一貫で、Yさんの職場を訪れていた。

「こんなところでまたお会いするとは」と私。

「職場、変わられたんですね」

「ええ」

不思議である。1年半ほど前とはまったく違う立場で、しかもまったく違う仕事で、お目にかかるとは。

「この前、うちの大学で大きなイベントをやりましてね。前の職場の方にも報告していただきました」

「そうですか」

1年半ほど前に1度しかお会いしておらず、しかも今回の会議でも所属するグループも異なるので、本来ならば、まったく話題が合わないような二人なのだが、なぜか懇親会でも、旧知の間柄のように話が盛り上がった。

人のつながり、というのは、まことに面白い。

とくに自分の専門分野とはかかわらない人とのつながりは、醍醐味である。

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職場の出来事」カテゴリの記事

コメント

夏が来れば思い出す。こちらのコメント欄で紹介した、「プロレスの向こう側」を目指したら爆笑演劇になってしまったプロレスのことを。

愛があれば、字幕なんて
http://yossy-m.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-a7f0.html

しかし、このコメント欄でリンクした名作「泣いて馬謖を斬る、再び」の動画も削除され、「くるくるバットデスマッチ」も「カレーデスマッチ」も「騒音防止デスマッチ」も「プロレスと怪談とデスマッチを混ぜたらこうなった」も、全部視聴済。

おもしろかったなあ。でも「鈴々舎馬風似の人」は家業を継ぐために引退してしまって、もう「新作」はない。

そんな折、国籍・年齢一切不明の「スーパーササダンゴマシン」という覆面レスラーが、隣県の地方プロレスで活躍していることを知った。

2014年6月29日DDT後楽園ホール大会「スーパーササダンゴマシン 煽りパワポ」
http://youtu.be/8GssxTyKewQ

「煽り」とはプロレスの試合前に動画を流したり、レスラー同士でマイクパフォーマンスをやりあうことであるが、これをパワーポイントを使ったプレゼン形式で完璧に行ったのが話題となって、ビジネスマンのブログ記事などで多いに取り上げられたのだった。

でも、この後の試合では必殺技を3回決めたのに彼は負けてしまう。どんなに完璧な計算があっても、プロレスには理屈を超えたものがあるんだ、という敗者コメントまでが、彼のメッセージらしい。

どうです。相変わらず素晴らしいでしょ。

隣県なら、見にいけるぞ。

やっぱり世間は狭い。

投稿: マッスルこぶぎ | 2014年8月 7日 (木) 02時21分

煽りパワポ、大笑いしました。

せっかく勉強したプレゼンの技術を無駄遣いする感じとか、敵がそのプレゼンを黙って聞いている様子とかが、とてもいいです。

授業の課題で「煽りパワポ」を作らせたら面白いんじゃないか、と思いました。

もう私にはそんな機会はありませんが。

投稿: onigawaragonzou | 2014年8月 7日 (木) 23時41分

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