3つの恐怖
9月6日(土)
水曜日あたりから、なんとなく腰が痛い。
かがむと、腰がすこし痛いのだ。
木曜日の夜、「喋りたおす仕事」が終わって新幹線で家に帰り、翌金曜日は、職場に出勤したあと、夕方、新幹線で「前の前の職場」の町まで移動する。
翌土曜日は、この近くの町で開かれるシンポジウムのパネラーとして参加することになっていた。
シンポジウム当日の土曜の朝になっても、腰の鈍痛は変わらない。
ここのところ、まったく休みがなかったので、疲れによるものだろうか。
妻に「腰が痛い」とメールしたところ、
「軽いギックリ腰かも知れないね」とおどかされ、たいそうびびった。
うーむ。いま最も恐れているのは、痛風の発作と、ギックリ腰である。
もしいま、痛風の発作が起きたり、ギックリ腰になったりして動けなくなったら、これから先の苛酷な予定が、全部おじゃんになり、各方面に大変な迷惑をかけることになる。
腰の不安を抱えたまま、シンポジウム会場に向かった。
シンポジウムでは、かつてこの県で一緒に研究をともにした同世代の仲間たちと再会した。これは、このシンポジウムを企画したIさんによる粋なはからいであると、感謝した。
4人が壇上に並んだことに関しては、私なりの感慨があった。シンポジウムじたいは大成功だったが、私はつい調子に乗って喋りすぎてしまったかもしれず、あとで猛烈に反省した。
そればかりか、そのあとの懇親会でも、調子に乗って喋りすぎて周りに不快な思いを与えたのではないか、と、さらに反省した。
さてその懇親会の席で、「帯状疱疹」の話題が出て、「我々の世代も、ストレスや疲れから、いつ帯状疱疹になってもおかしくない」と言われ、たいそうびびった。
そうか。
私が今恐れているのは、痛風の発作と、ギックリ腰と、帯状疱疹である。
今もしこのタイミングでそうなったらもう、アウトだな。
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