最も苛酷な3泊4日 ~開かない幕はない~
10月14日(火)
開幕式当日。
朝10時にVIPの宿泊するホテルまでお迎えにあがり、タクシーで20分ほどかけて職場に着く。
VIPたちが社長室を表敬訪問し、社長と30分ほど歓談する。
その後、展示を見ていただき、昼食をお召し上がりいただいたあと、午後からいよいよ開幕式である。
講堂でおこなわれた開幕式には多くの人たちが集まり、3人のVIPがご挨拶された。
無事、開幕式が終わり、次に招待客を展示場まで案内して、展示の解説をしなければならないのだが、私ともうひとりの同僚は、VIPのおひとかたと、今後についての打ち合わせをした。
夕方、打ち合わせが終わり、ふたたびタクシーでホテルに戻る。
今日はこのホテルで、レセプションがあるのだ。
レセプションは2部形式になっていて、第1部は多くの人を招待した立食形式。第2部は、円卓に座ってこぢんまりとした雰囲気でおこなわれる。
第1部は立食だったので、入れ替わり立ち替わり、お客様とお話ししたいという人がやってきて、そのたびに、通訳をしなければならなかった。
第2部は、お客様6人が2人ずつ、3つの円卓に分かれ、1つのテーブルにそれぞれ通訳者が張り付く。1つのテーブルに、7名が座ることになっている。
ここでもまたプレッシャーだったが、話題が途切れないよう、必死に通訳した。
9時半にレセプションが終わり、2次会、3次会とおともすることになった。
結局、深夜2時までおつきあいした。
この日は私が宿直当番だったので、ホテルに宿泊した。
まったく気を抜くことのできない1日だった。
翌日は、朝からVIPたちを東京観光にご案内しなければならない。(続く)
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