今世紀最大の二日酔い
相変わらず「甲斐がない」ことばかりしているが、性分なのだから仕方がない。
10月6日(月)~7日(火)
いよいよ職場のイベントの開始を来週にひかえ、私の身のまわりは臨戦態勢になった。
いわば戦場である。
夕方5時過ぎ、朝から続いた仕事をひとまず切り上げ、今回のイベントの準備のため来日した、韓国からのお客さん4人をアテンドするため、職場の近くの台湾料理屋に行く。
飲み放題コースだったのと、4人がとてもいい人たちだったので、…そうなると私は、調子に乗るのである…ガンガン飲み始めた。
焼酎のストレートをガンガン飲んだのがいけなかった。
2次会の途中から、まったく記憶がない。
翌日の早朝、気がつくとホテルにいた。
一緒に飲んでいた同僚が、「こいつ、このまま家には帰れそうにないな」と思ったのだろう。職場の近くのホテルに、私を放り込んだのである。
とにかく、頭がガンガンする。
胃の中のものも、全部外に出してしまった。
極度の二日酔いである!
朝7時過ぎ、ホテルのベッドの上でのたうち回っていると、携帯電話が鳴った。
「いまホテルまで来たんだけど、何号室?」
なんと、妻からの電話である。
これもあまり記憶にないんだが、昨晩、ホテルに着いたあと、妻に電話したらしい。
妻は、「ホテルに泊まるんだったら、着替えが必要だろう」と、なんとわざわざ、自宅から片道1時間半かけて、私が泊まっているホテルにやってきたのである。
ということは、逆算すると、朝5時に起きて、自分の職場とは正反対の方向にある、私の職場近くのホテルまで来てくれたことになる。
妻は、着替えと、二日酔いに効くドリンク剤、そして水を持ってきてくれた。
考えてもみたまえ。
たとえばあなたの夫が、大事なお客さんをアテンドするつもりが、自らが酔いつぶれて、自力で家に帰れなくなって同僚の助けを借りてホテルに泊まり、翌朝9時から会議があるというのに、極度の二日酔いで頭がガンガンしていたとする。
…ここまで書いただけでも、私が「サイテーのダメ人間」ということがわかるだろう。
そんなサイテーのダメな夫に対して、早朝5時に起きて、1時間半かけてホテルまで着替えを持ってくるなんて妻が、いるだろうか?
で、妻はそのあと、ふつうに出勤。
…え?あなたも当然そうするって?
もしそうだとしたら、これを「一生頭が上がらない」と言わずして、何と言おう。
おかげで、頭がガンガンしながらも、朝9時からの会議に支障なく出席できた。
2時間半の会議が終わったあと、午後は都内で会議である。
電車を乗り継いで1時間半かけて、都内の会議に出席した。
会議で責を果たしたあと、夕方ふたたび職場に戻り、少し仕事をして、家に戻った。
…ということで、今日は「戦場」から離れ、「会議な日」であった。
それにしても、イベントの準備もまだ始まったばかりだというのに、こんなに酔いつぶれてしまっては、周りの同僚たちにも、なんとも申し訳がない。大反省である。
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