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言わずにおれるか

11月25日(火)

先日、2011年3月に卒業した学生が職場に来てくれたのだが、そのとき話題にのぼった「3年目の卒業式」のことが、気になって仕方がない。

私も、根に持つタイプなんでね。

このままでは事態が変わらないと思い、「前の職場」の部長と担当職員さんにメールを書くことにした。

「ご無沙汰しております。突然の不躾なメール、お許しください。

メールを差し上げたのは、先日おこなわれた、「3年目の卒業式」に関してでございます。

先日、2011年3月に卒業した卒業生3名と会う機会があり、先日の「卒業式」について話題になりました。

「卒業式」に出席したSさんが、遅れて申し込んだせいか、色紙をもらうことができなかった、と言っていました。後日お送りするようなことを言われたようなのですが、私のところにも、その色紙は送られては来ませんでした。

なお、そのときの「卒業式」に出席した私の卒論指導学生は、ほかにAさん、Sさんがおります。Sさんも、同様の理由で色紙をもらっていないとのことのようです。

「卒業式」に出席したAさんは、私のところにギリギリに色紙が送られてきて、こちらも急いで返送したため、「卒業式」の手渡しには間に合ったようですが、名前のふりがなが間違っていたそうです。色紙だけでなく、受付など、すべての名前のふりがなが間違っていたそうです。

以上、「卒業式」に出席した3名に関しては、(名前のふりがなを間違えていたAさんを含めて)あらためて色紙をお送りする必要があるように思うのですが、いかがでしょうか。

また、先日会った3名の卒業生のうち、2名は「卒業式」に出席しなかった卒業生だったのですが、「なぜ卒業式に出席した人だけが色紙をもらえたのか」と、出席できなかったためにもらえなかったことに対して、不公平に感じているようでした。

当日の「卒業式」に出席しなかった卒業生に対しては、色紙は送らないという方針なのでしょうか?それではあまりにも不公平ではないかと思います。

すでに転出した人間が申し上げるのは大変おこがましいことなのですが、私が直接かかわってきた卒業生たちのことでもあり、ぜひ、以上の点に関して、ご検討いただければ幸いです。

お忙しいところ恐れ入ります。どうかご検討のほど、よろしくお願い申し上げます」

相変わらず、言わなくてもいいことを言っているねえ、俺は。

しかし、言わなければ、私の寝覚めが悪いのだ。

職場にとっては、ささいなことかもしれない。しかし卒業式を楽しみにしていた卒業生たちにとってみれば、一生に一度のことである。

これで、事態が改善されるかどうかは、わからない。「またうるさいことを言ってきやがった。やめたくせに」と思われる、と思う。それに、いまはそれどころではないのだろう。

それにしても不安なのは、これがいつものように私の「クレーム」であると処理されてしまうことである。

このようなトラブルや行き違いは、私の指導学生の身の上だけにふりかかったのではなく、おそらく、他の卒業生の中にも、同様の事態が起こっていた可能性がある。

そこまで想像力をはたらかせてくれるか、とても不安である。

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