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いまこそフュージョン!

11月13日(木)

出張4日目。

今日はとりたてて書くことがないので、「フュージョン」について書く。

先日、韓国人の知り合いと話していて、「フュージョン料理」という言葉を使っていたのだが、日本では、「フュージョン料理」という言葉は、あまり使われていないのか?

というか、「フュージョン」という言葉は、もはや死語なのか???

しかし、いろいろなジャンルを融合した「フュージョン」こそが、グローバル時代にふさわしい音楽である!と個人的には思う。「フュージョン料理」もしかり。

日本では、80年代にフュージョン音楽が全盛を誇った。

あの坂本龍一も、うんと若い頃はフュージョン音楽作家だったのだ。

坂本龍一のすごいところは、フュージョン音楽作家としても一流であるということである。

フュージョン音楽作家としての坂本龍一を、もっと評価すべきである。

まあそれはともかく。

私が高校生だった80年代、フュージョン音楽が好きだった。

日本のフュージョン音楽を代表する1曲をあげるとしたら何か、と問われたら、ナベサダの曲でもMALTAの曲でもない、迷うことなくこの曲をあげる。

ザ・スクエアの「Night Dreamer」である!

和泉宏隆のピアノがすばらしいことはいうまでもないが、それを支える安藤まさひろのギター、伊東たけしのアルトサックスのそれぞれのアドリブが、主張しすぎることなくいい塩梅を保っている。すべてにおいて、バランスが取れているのだ。

この曲こそが、私にとっての「ザ・フュージョン音楽」である。

ちなみにこの曲がおさめられているアルバム「ADVENTURES」は、捨てるところのないフュージョンの名盤である。

Travelers

All About You

ザ・スクエアの曲に限らず、フュージョンの曲のタイトルで使われている英語は、実に単純で、わかりやすい。誰もが気軽に入っていける音楽。それが、フュージョンなのである。

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