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やめ時を考える2日間

12月6日(土)

昨晩、新幹線でいったん家に戻り、またまた新幹線で旅の空です。

1年で最も憂鬱な2日間である。新幹線と私鉄を乗り継ぐこと3時間、今日と明日は「同業者祭り」である。

毎年、この「同業者祭り」に参加するたびに、

(あ~あ、この稼業、絶対にやめてやる!)

と思ってしまう。自分はとても、この業界にはむいていないと思うのだ。

だから、この2日間は、いつも「やめ時」というのを考えてしまう。

(できれば早めに引退して、どこかで喫茶店でも開いて、誰にも批判されることなく生きたい…)

そんなことを考えて、憂鬱になる。

夜11時近くになり、ようやく同業者たちの群れから解放されて、メールを確認すると、

「ラジオを聴きました!」

というメールを何人かの人からいただいた。

そうだ。今日は、記念すべきラジオ番組の第1回目の放送だった。

反応をいただいて、とてもありがたい。

業界人が全員敵にまわったとしても、そんなことはどうということはない。

聴いてくれた人たちのために、もう少しがんばろう。

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