カーテンコール運動、実る!
12月13日(土)
こんにちは、「サイバン劇におけるカーテンコールの実現」を運動してきた者です。
毎年この時期、「前の職場」では学生によるサイバン劇が行われる。
昨年までそのサイバン劇を見に行っていた私は、終演後のアンケートに毎回、「カーテンコールをしてほしい」と書いた。
そのサイバン劇は、終わると、スタッフやキャストによるカーテンコールがおこなわれず、その代わりに、舞台中央のスクリーンにスライドショー的にスタッフやキャスト、そして稽古風景の写真が映し出されるのだった。
しかしそれでは、あまりにももったいない。
何より、裏方でがんばっているスタッフたちが、表舞台に出る機会がないではないか!
カーテンコールをすることは、スタッフやキャスト、そして観客にとっても、幸福なことなのである。
私とこぶぎさんは数年前から毎年、しつこいくらいに、アンケートに「カーテンコールをするべきだ」と書いてきた。誰よりも、カーテンコールの実現を望んでいたのだ。
だが残念なことに、その声も空しく、なかなかカーテンコールはおこなわれなかった。
ところが、である。
つい先日おこなわれた今年のサイバン劇で、カーテンコールがおこなわれた、という速報が、実際にサイバン劇を観劇したこぶぎさんから伝えられたのである!
「カーテンコールをしてほしい」などとアンケートに書くやつは、観客多しといえどもこぶぎさんと私くらいしかいないはずだから、というか、そういう目線でサイバン劇を見るヤツは二人の他にいないから、カーテンコールが実現したのは、つまりは私たちの声が届いたということである!
どんな小さな声でも、継続して出し続ければ、いつかは届く日が来るのだ!
吹奏楽団をやっていた経験からすれば、継続的に舞台公演をしている団体というのは、ジンクスを重視したり、験をかついだりする。
だから、公演のスタイルを変えることはなかなか勇気のいることなのである。
長年、エンディングをスライドショーで締める、というスタイルが続いているのであれば、それを容易に変えることはできないのが人間の情というものである。
それだけに、今回、思い切ってカーテンコールをすることに踏み切ったことは、大英断といえよう。
観客のほとんどは、そんなことを気にもとめていないだろう。
だが私は、断固として支持する!
ありがとう!(知り合いが一人もいないけど)
ああ、その場に居合わせたかったなあ。
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