« 1000㎞の大移動 | トップページ | キムラモトモリの衝撃 »

三池版「復讐するは我にあり」

ひどく疲れているので、簡単にとどめる。

貴志祐介原作・三池崇史監督の映画『悪の教典』をDVDで見た。

三池監督は、今村昌平監督に師事していたといわれる。

そう思ってこの映画を見ると、これは三池版「復讐するは我にあり」である。

もちろん、この映画は「復讐するは我にあり」よりも、はるかにバイオレンスな作品である。

もとより、内容はまったく異なる。

だが根底にある、主人公の異常性やふてぶてしさは、今村昌平監督が手がけた「復讐するは我にある」の主人公と、重なる部分がある。

三池監督はこの映画に、師である今村監督の映画「復讐するは…」を重ね合わせたのではないだろうか、というのが、私の今回の妄想仮説である。

|

« 1000㎞の大移動 | トップページ | キムラモトモリの衝撃 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1000㎞の大移動 | トップページ | キムラモトモリの衝撃 »