寅次郎シンドローム
映画「男はつらいよ」の主人公・寅さんは、実に厄介な人である。
たまにふらっと、柴又のとらやに帰ってくると、面白いことを言って周りを笑わせたりして、客として歓迎されるが、それが長居をするようになり、柴又で毎日顔をつきあわせていると、しだいに厄介者と思われてくる。
寅さんは、「たまに会うと面白いが、しょっちゅう会うと厄介者」なのだ。
どうも私もそのクチで、久々に会ったりするとありがたいことに歓迎されたりするのだが、その頻度が高かったり、その間隔が短かったりすると、
「そんなに頻繁にはどうも…」
「たまにだからいいのにねえ…」
みたいに思われているのではないかというふしがある。
これを私は、「寅次郎シンドローム」と呼んでいる。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 便座(2024.11.26)
- もう一人、懐かしい教え子について語ろうか(2024.11.17)
- 懐かしい教え子からのメール(2024.11.17)
- 散歩リハビリ・14年後(2024.10.21)
- ふたたびの相談(2024.09.29)
コメント