桜の名所
4月2日(木)
1年にこの時期だけは、今の職場のまわりがにぎやかになる。
今の職場は、山の上にあるのだが、桜の名所としても有名なのである。
駅を降りると、多くの人たちでごったがえしていた。
(そうか…みんな桜を見に行くんだな)
むかしは、職場の人たちがみんなで花見に行ったものだと聞いていたが、いまのこの殺伐とした雰囲気の中では、そんな風情は望むべくもない。
ということで、職場に行く前に、ちょっと寄り道、というかまわり道をして、ひとりで桜を見に行くことにした。
こぶぎさんのブログに、「明智こぶ郎の事件簿」というシリーズがあって、久々にこのシリーズがアップされていた。
端的にいえば、私のブログで「場所当てクイズ」を出したときに、こぶぎさんがどのように調べて解答を導き出したのかを語るという趣向である。
最近は、クイズを出したつもりでもないのに、こぶぎさんが凝った解答をコメント欄に書いてきて、それを私が正解かどうかを当てるという、実にややこしい展開になってきている。
はたして読者はどれだけついてきているのだろう?面白がっているのは、当事者の二人だけなのか?
まあそれはともかく。
正月に放映された三谷幸喜脚本のドラマ「オリエント急行殺人事件」は、第1夜が探偵の立場から事件を描き(つまり原作通り)、第2夜が犯人の立場から事件を描く(こちらは三谷幸喜のオリジナル)ことで、話題となった。
これもそれに似ている。このブログが犯人の立場で書いているとすれば、「明智こぶ郎の事件簿」は、探偵の立場からこのブログの内容を書いているといってよい。
…そんな大層なものではないか。でもたぶん二倍楽しめると思うので、ぜひ読んでみてください。
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コメント
小林君 犯人が先生の「事件簿」を宣伝してくれてますよ。
明智こぶ郎 (もぐもぐ)そうじゃない。これは新たな挑戦状だよ。
小林君 えっ?
明智 記事のタイトルが「掛け言葉ヒント」になっている。
小林君 あのう、少し考えすぎじゃないですか。
明智 (ぷちっ)そんなことはない。最近では、犯人より私たちの方が先に答えを書いて、クイズを出題したことに気づかない犯人にそれとなく促す、という展開が多くなっているだろう。我々の推理力は、ついにそこまで進化したということだ。
小林君 確かに「福岡のおいしい店」の一件に至っては、犯人も名前すら知らない店なのに、既にその店の名物料理まで突き止めています。まあ、旅先で旬菜を味わうことの何が犯罪なのか、という疑問はありますけど。
明智 (もぐもぐ)よい子のみんなも「明智こぶ郎の事件簿」を読んで推理法を学べば、僕みたいな立派な安楽椅子探偵になれるよ。不用意にブログ記事に載せられたキーワードや写真から、その人の居場所がすぐに探せるようになるよ。
小林君 それでは、私たちの方が別の意味で「犯人」になりそうです。
明智 (ぷちっ、もぐもぐ)大体、ほとんどのブログは、その筆者が見つけたとっておきの店や場所を紹介しようと、店名や場所名をはっきり書くものなんだよ。それを無理にボヤかしているから、かえって突き止められちゃうんです。
小林君 ところで先生、さっきから何を食べているんですか。
明智 最近「唐津産ミニトマト」をスーパーで見つけてね。少し高いけど美味しいから、ずっと買っているんだ。この前の「唐津の寿司屋事件」を解決してから、「唐津」という文字を見ると、なぜか親近感も湧くし。唐津の寿司屋は調べ尽くしてあるから、次のヤマはピタリと当てて見せるよ。
小林君 (コバヤシさんの転勤話、先生には、言わずにおこうかな...)
(参考)
フルティカトマト - 佐賀県唐津市
http://ameblo.jp/naokopyon/entry-11272010381.html
投稿: 明智こぶ郎 | 2015年4月 4日 (土) 00時05分