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カメアシ

6月8日(月)

「カメアシ」という言葉は、最初は何のことだかわからなかった。

これは業界用語で、「カメラアシスタント」のことだということを、のちに知った。

今日は職場で、その「カメアシ」みたいな仕事をした。

朝から夕方まで、職場の写真スタジオで、専属カメラマンの撮影のお手伝いをした。

私の仕事は、写真のモデルを、次から次へとカメラの前にスタンバイさせること。

なにしろ、モデルの数は多いのだ。滞らないように段取りを組まなければならない。

こちらでポーズを指示したりするのだが、なにぶんこっちは素人。プロのカメラマンさんが少しポーズの手直しをしたりするたびに、

「いいですねえ」

と、つい口をついて出てくる。

よく、カメラマンがモデルに対して「いいねえ」とかいいながらカシャカシャと写真を撮ったりする場面を見るが、あれは自然と口をついて出てくるものなんだな。

午前2時間、午後2時間半の合計4時間半がかかって、ようやく撮影は終了した。

撮影の作業は、地味で、かつ忍耐のいる仕事だと実感した。

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