雷門再会
8月29日(土)
高校時代の友人、元福岡のコバヤシがこの4月から東京に戻ってきたということで、1学年後輩のモリカワさんの呼びかけで、「サックスパート」で集まりましょうということになった。
「サックスパート」というのは、高校時代の吹奏楽部でサックスパートにいたメンバーのことで、
同期…コバヤシ、私
1学年下…アサカワ、エーシマ、オオキ、モリカワさん
2学年下…サカクラさん、ジロー
の8人会のことをいう。
今回、アサカワとエーシマは所用により欠席。6人が浅草の雷門近くの居酒屋に集まった。
折しもこの日は、浅草でサンバカーニバルが行われた。モリカワさんによれば、ブラジル好きのアサカワがこのサンバカーニバルに出演していたというのだが、残念ながらその姿を確認することはできなかった。
さて、4時間以上みんなで喋っていた中で、その3分の2近くが、私に対する「カウンセリング」だった。
ご承知のように、私はたいへん「めんどうくさい性格」で、自分のまわりクドい性格から人に迷惑をかけてしまうことや、自分が他人にどう見られているか、などといった、「他人からしたらどうでもいい悩み」を、クドクドと考えてしまい、気に病んでしまう。
今回もそんな話を延々としたら、みんなが笑い飛ばしてくれた。
「あんた、バカじゃないの?」(オオキ)
「今日は、先輩のための会じゃありませんよ!コバヤシ先輩が主賓なんですからね!」(モリカワさん)
「人間というのは、変わらないもんだなあ」(コバヤシ)
「先輩の悩みなんて、まだ健全なほうです。ミュージシャンなんか、もっと深刻なんですから」(ジロー)
「日本でいちばんおいしいコーヒー豆を見つけたって、まさかドトールとかじゃないですよね」(サカクラさん)
まあそんな感じで、次々と言葉を浴びせかけてくる。
「自分の病んだ部分をこれだけさらけ出せるのは、お前らだけだよ」
と私が言うと、
「お前のめんどうくさい性格は、周りはみんな気づいてると思うぞ」
と返される。
なるほど、そうかも知れないと、私自身も笑い転げた。
しかし、やはりこれだけ自分の病んだ部分を開けっぴろげにできるのは、高校時代からよく知るこのメンバーしかいない。
最後に宣伝です。
ジローが所属する「ザ・ショッキング」が、9月10日にニューアルバム「ALIVE!」をリリースします!
ぜひ、ご贔屓に!
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