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奄美音楽事情

年末なので、もう一つ、音楽の話題を。

私が最初に奄美大島を訪れたのが、2007年のことである。

そのころは、奄美シマ唄の歌手からメジャーデビューしたのが、元ちとせや中孝介といった人たちだった。

あれから8年が経ち、その間、奄美の音楽事情についてまったく不勉強だったのだが、先日久しぶりに奄美大島を訪れて、歌唱力の高い歌手が次々と輩出されていることを教えられた。

音楽ファンならば常識に属することなのだろうが、私の心覚えのために書いておくと、いま、奄美シマ唄出身でメジャーデビューした歌手に、里アンナがいる。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」でファンティーヌ役に抜擢されたというのだから、当然歌唱力を買われたのであろう。

個人的には、「月の足跡」という曲が好きである。

もう1人、城南海(きずきみなみ)という若手の歌手がいて、まったく不勉強だったのだが、テレビ東京の「THEカラオケバトル」という番組で8度の優勝をするなど、やはり歌唱力の高さが注目されている。

奄美シマ唄の特徴は、独特のコブシと裏声である。シマ歌仕込みの歌手は、この独特の特徴を存分に取り入れている。

個人的に興味深いのは、歌手たちの出身地域なのだが、

元ちとせは奄美大島南部の瀬戸内町出身。

里アンナは奄美大島北部の旧笠利町出身。

城南海は奄美大島中部の旧名瀬市出身。

決して広くない島の中でも、各地域から実力派歌手を輩出しているのだ。

かくも歌唱力の高い人たちが、この島でどのようにはぐくまれてきたのか?

これは大変興味深い問題である。

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