一般人としてインタビューされました
1月25日(月)
またまた旅の空です!
韓国から来たお客さん2人をお連れして、先週とは逆の方向に2泊3日の旅である。
とにかく寒い。
夕方、訪問先での見学が終わり、訪問先でお世話になった方々を交え、7名ほどで駅前の居酒屋に入る。
しばらくすると、
「すみません。ちょっといいですか」
と、私たちのテーブルに一人の女性が訪ねてきた。
「私ども、○○○のものです」
「え?あの国営放送ですか??」
「正確には国営放送ではありません」
「はあ。すみません」
「一つお願いがあるんですが」
「何でしょう?」
「いま、取材をしておりまして、インタビューに答えていただけますか?」
「はあ。どんな?」
「この県は、県民一人あたりの美容院の数が日本で一番多いのですが、ご存じでしたか?」
「いえ、知りません」と私。初耳である。
「なぜ、この県には美容院の数がこれほど多いか、理由をご存じですか?」
「いえ、知りません」知っているはずがない。初耳なのだから。
「それを答えていただきます」
「だって、知りませんよ」
「ええ、知らなくったっていいんです。30分後にまたこの席にインタビューにうかがいますので、それまでに考えておいてください。珍回答を期待していますよ!」
そういって、ディレクターらしいその女性は去っていった。
これは大喜利か?
同席していた3名の県民の方によると、県民であれば、この県に美容院が多いことと、その理由については、誰でも知っているらしい。
しかし同席していた3名の県民の方たちは、その理由を決して私に教えてはくれなかった。
30分後。
約束したとおり、インタビュアーとカメラを持ったディレクターがやって来た。
「なぜ、この県に美容院の数がこれほど多いか、理由をご存じですか?」
お酒が回っていたこともあり、私を含め、その場にいた3人の県民の方もよかれと思ってギャグを交えて答えた。さながら大喜利である。
「ありがとうございました」ディレクターがカメラを切った。
「これ、ローカル局の番組ですか?」
「いえ、夕方の全国放送ですよ」
えええぇぇぇぇっっ!!!ぜ、ぜ、全国放送??
てっきりローカル番組だと思ったので、調子に乗ってギャグを交えてインタビューに答えてしまったのだ!!
「2月3日(水)に放送されると思いますから、ぜひ見てみてください」
「国営放送ですか?」
「ですから、正確には国営放送ではありません!」
サア困った。
「一般人の酔っ払い」として受けたインタビューが、全国に放送されてしまう可能性がある。
さて、その「美容院が一番多い県」というのは…。
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コメント
ええ、実は番組で街の声を取材いたしまして、その中に、我が県に美容室が多いのは古代からだとおっしゃる方がおられまして。
毘沙門天って言うんですか、それが昔はお城にまつられていて、信仰心から当時の人々が異国風の装飾や髪型を真似るようになったと。
そこから、身なりに気を遣う文化が根付いて、それが現代まで伝わってですね、美人の名産地になったとか。
本県出身の黒髪セクシー系タレントのあの方の芸名が仏教っぽいのも、実はその名残だと。
それでですね、インターネットで論文を拝見しまして、我が県の毘沙門天事情について、先生がお詳しいのではないかと思いまして、お電話を差し上げた次第で。是非、真偽のほどを、番組にコメントして頂きたいと思いまして。
でも、不思議ですね。
はじめてお電話したと思うのですが、どこかお声に聞き覚えがあるように思えてならないのですが。
投稿: お酒の美味しい所ですから、美醜(美酒)にこだわります(こぶぎ) | 2016年1月27日 (水) 09時41分
こんにちは。
「お昼のこぶぎ歌謡曲」の時間です。
まずは、吹きだまらー世代には見逃せない一曲。
録画の準備はできたかな?
菊池桃子&鈴木雅之で「渋谷で5時」
https://youtu.be/6-x3mt3c6xw
投稿: こぶぎテレビ | 2016年2月 3日 (水) 13時09分
なまはげの
陰に隠れた
リアクション
嫁のネタ
好パス来たのに
シュートせず
もしかして
シュートを打ったが
全カット?
こぶぎ類でした。
投稿: こぶぎ放浪記 | 2016年2月 4日 (木) 09時26分