« 輝く!2015年吹きだまりエピソード大賞・発表編 | トップページ | 紅白歌合戦とおせち料理 »

スターウォーズ弱者による、スターウォーズ最新作鑑賞

1月1日(金)

元旦の午後、実家の近くにある映画館へ、映画を観に行く。

6321ae6e46cb71b32758f0012c51ae1e691いま話題の、「スターウォーズ エピソードⅦ フォースの覚醒」である!

といっても、スターウォーズシリーズは、ずいぶん前、それこそ20年ほど前に「エピソードⅣ 新たなる希望」「エピソードⅤ 帝国の逆襲」「エピソードⅥ ジェダイの帰還」を見たっきりで、内容をすっかり忘れてしまっていた。

登場するキャラクターの名前も、断片的にしか覚えていない。

プリクエル(エピソードⅠ~Ⅲの「アナキン・シリーズ」)に至っては、まったく見ていないのだ。

つまり私は、「スターウォーズ弱者」なのである。

しかし、いま話題のこの映画を見ないわけにはいかない。

そこで、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で、半年ほど前から定期的にやっていた「月刊スターウォーズ」を、予習として聴いてみたのだが、宇多丸さんと高橋ヨシキさんの会話がマニアックすぎて、なにを言っているのか全然わからない。

(いよいよ困ったことになった…)

冷静に考えれば、マニアの話を聴くよりも、前のシリーズ作品を見ることがいちばんの予習になるのだが、結局、事前に予習することができたのは、数日前に地上波で放送されていた「エピソードⅣ 新たなる希望」、つまり旧作の第1作だけであった。

(なるほど、こういう話だったのか…)

本当ならば、エピソードⅤとⅥも事前に見ておきたかったのだが、時間切れである。

そして今日を迎えた。

バーン!

…という例のオープニングには、やはりゾクゾクする。

そして映画を見終わっての感想は、

「エピソードⅣだけでも、直前に見ておいてよかった!」

というものであった。

もちろん、何の予備知識がなくても十分に楽しめる映画なのだが、「スターウォーズ」は、何よりもその「世界観」を楽しむ映画である。

とくに今回、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)だのレイア姫(キャリー・フィッシャー)だのといった、旧作の主役たちが登場している。

旧作を見ていなければ、彼らの登場に対して何の感慨ももたらさないだろう。

もっといえば、旧3部作(エピソードⅣ~Ⅵ)を見てちゃんと予習しておけば、今回のエピソードⅦがもっと楽しめただろうに、と悔やまれてならない。

それに、およそ40年ほど前に作られた旧作と、今回の作品とでは、登場する人物たちに対する配慮が、ずいぶんと違う。

これは、少なくともアメリカにおいて、多様な人々に対して自覚的であろうとする意識が、40年前と比べてかなり進んできたことと密接な関係があると思う。

そうしたことに注目しながら見るのも、なかなか面白い。

|

« 輝く!2015年吹きだまりエピソード大賞・発表編 | トップページ | 紅白歌合戦とおせち料理 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 輝く!2015年吹きだまりエピソード大賞・発表編 | トップページ | 紅白歌合戦とおせち料理 »