19年ぶりに訪れた場所
4月20日(水)
またまた旅の空です!
この写真を見ても、どこだかわからないだろうな。
あまりに交通が不便な場所なので、19年前に訪れた時は、
(もう2度と訪れることがないだろうな)
と思ったのだった。
まあそれが19年ぶりに再訪できるのだから、長生きはするものである。
19年前にこのあたりの集落にあった独特の風習が、まだ残っているだろうか、と思ってレンタカーを走らせる。
ほとんど記憶のかなたにあったこともあり、途中、集落の人たちに親切に教わりながら、目的の場所に来てみると、なんとまだこの風習が廃れずに続いているではないか!
それだけで感動した。
今回の旅の目的は、この地域の中核的な施設で行われているイベントを見に行くことであった。
その施設には、大学時代の研究室の後輩が勤めている。後輩、といっても、5年か6年ほど学年が下だし、それほど頻繁に話したことはなかったので、はたして向こうがこっちのことを覚えているかどうか不安だった。なにしろ20年くらい会っていないのである。
思い切って訪ねてみると、向こうはこちらを覚えていたようで、いたく歓迎された。
「どうしていらっしゃったんですか?」
「こちらで行われているイベントを見に来たんですよ」
「わざわざこのためにこんな交通の不便な町まで?」
「ええ」たしかに訪れにくい場所である。
「どうして事前に連絡をいただけなかったんです?」
「覚えていないだろうと思ったもので」
「そんなはずはありませんよ」
やはり訪ねてみるものだ。
さて、この町の有名な郷土料理といえば、ひらがな3文字の…。
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コメント
長旅で我慢していたのか、急に催してしまった権造さん。
「江戸のカンジョウ板は車がついているが、さすが本物は吊るしてある。本に書いてあった通りだべ」
わかさゆえの過ちなのか、権造さん、吊るしてあった板を引きちぎると、その上にまたがって、おっばまし始めた。
ところが、人目のおおい町で気になったのか、肝心の方ではなくて、おならと小さい方ばかり出てしまったそうな。
さて問題。
権造さんのカンジョウに似た郷土料理名はさておいて、この地名で合っていたかな?
投稿: 三遊亭こぶぎ | 2016年4月21日 (木) 03時09分
こぶぎさん、地名も郷土料理もすべて正解です。
どんだけ私のことを知り尽くしているんだ?
投稿: onigawaragonzou | 2016年4月21日 (木) 06時30分