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嗚呼、不健康診断

5月10日(火)

一年でいちばん憂鬱な日。

そう!それは「職場の健康診断」!

しかも今年は例年よりも早い。連休明けの今日、おこなわれる。

先週1週間のうち、4日も宴会で深酒をした私にとっては、健康診断を受けることがますます憂鬱である。

健康診断が憂鬱な理由は、次の3つの関門をクリアしなければならないからである。

ひとつは、「便潜血検査」。つまり採便である。

当日の朝、上手く便が出てくれるか?

上手く便が出てくれたとして、うまいこと便器に着地して、それを上手にこそげるか?

それを考えただけでも、前の晩は眠れなくなる。

今朝、なんとか苦労して、採便に成功した!

これだけでヘトヘトである。

二つめの関門は、「採尿」である。

前の職場のときは、朝起きたときの「一番搾り」を採尿して持っていけばよかった。

ところが、いまの職場は、職場に行ってから、職場のトイレで採尿しなければならない。

これが私にはプレッシャーである。

家を出て、職場に着いて健康診断が始まるまで、尿意を調節しておかなければならないのである。

しかも、である。

当日の朝は、水分をとってはいけないことになっている。

つまり、当日の朝に水を飲むことで尿意を調節することはできないわけである。

家を出る前に完全に済ませてしまったら、健康診断のときに尿意を催さなくなる。

かといって、おしっこを我慢したまま家を出て電車に乗ったら、大惨事になる危険がある。

職場に行ったら行ったで、狭いトイレの中で、まわりに他人がいるところで採尿することにまたプレッシャーを感じ、尿意が引っ込んでしまう。

まったく、なんとかならないものか…。

しかしこれも、トイレの中で

「無念無想、無念無想…」

と唱えながら、なんとかプレッシャーに負けることなく、採尿することができた。

やれやれ。

3つめの関門は、いうまでもなく「バリウム」である!

妻に聞いたところ、バリウムによるレントゲン検査というのは、あんまり効果がないのだという。

よっぽど胃の形が大きく変わったとか、重篤な症状が出たときにはバリウム検査でも発見できるが、小さな症状は胃カメラでないとダメだという。

えええぇぇぇぇ!!じゃあなんのためにいままで苦労してバリウムを飲んでいたのか?

苦労して飲んでも、「結局よくわからなかったので、胃カメラで検査してください」と言われるのだったら、元も子もないではないか!

しかし、今日はとりあえず、バリウムを飲まなければならない。

バリウムを飲むのもイヤだが、Tシャツと柄パン姿で検査台に乗り、アクロバティックな動きをさせられるのが、なんとも屈辱的である。

グルングルン回されているうちに、船酔いみたいに気分が悪くなった。だが、ゲップは禁止されている。

ヘトヘトになって検査台から降りると、下剤が渡される。

さあ、ここからが最大の難関である。

早くバリウムを体外に排出しないと、大変なことになる。

しかし、飲んだ下剤の効果が、いつごろ出るのかは、神のみぞ知る、である。

下剤を飲んで1時間後の10時20分、波がおそってきた。

慌ててトイレに駆け込み、排出する。

これで一件落着かといったら、そうではない。

バリウムを全部出し切ったかどうかは、この時点ではわからないのである。

次の波が来る不安におびえながら、午後の会議に出る。

するとほどなくして、第二の波が襲ってきた。午後1時45分。

(困ったな…)

脂汗がとまらなくなった。

幸いにして、ほどなくして会議が終わり、トイレに駆け込んで、事なきを得た。

どうやらこの2回の波で、今回は終わりを告げたようである。

やれやれ。ストレスのたまる一日だった。

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