せんだぎのにしきや
5月14日(土)
まったく休みがない。
旅に出たり、人に会ったりすることが、さすがに疲れてきた。
いっそやめてしまいたいと思うのだが、そういうわけにもいかない。
元総理大臣の選挙区だった町にある施設まで、日帰り出張である。新幹線で1時間45分。そこからバスで45分。
お昼に着き、昼食を食べる暇もないまま、午後いっぱい、そこでおこなわれているイベントを見学した。
夜、東京に戻り、いつもだったら上司に飲みに誘われるのだが、さすがに上司も疲れていたらしい。そのまま解散となった。
こっちはそのつもりで家族にも言ってあるし、それで妻も実家に帰ってしまったものだから、さあどうしよう。
高校時代の友人・元福岡のコバヤシに電話してみたところ、ヒマだというので、せんだぎのにしきやという、いかにも吉田類が訪れそうな居酒屋で飲むことにした。
「こんな仕事もうやめたい」と私が言うと、
「いいかげんにしろよ!どうせやめる気なんかないんだろう!」
と言われる。このやりとりは高校時代から変わらない。
あとは、高校時代の思い出話か、食い物の話。あ、あと、矢野顕子がいかにすごいかって話。
コバヤシの語るサラリーマン生活の話も抱腹絶倒である。コバヤシにもう少し野心というものがあったならば、山口瞳のような作家になっただろうにと思うのだが、本人にはてんで野心というものがない。
5月15日(日)
朝から偉い先生たちと、職場で仕事。夕方6時に仕事が終わり、例によって私が住む町にある「なんとか水産」とかいう大衆酒場で飲み会である。
さすがに疲れた。
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