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7時間座り続ける仕事

6月16日(木)

またまた旅の空です!

久しぶりにこの町を訪れた。

0615

飛行機から見える富士山の形から、どの町に行ったか、わかるかな?(わかるか!)

世の中、ツラい仕事がたくさんある。

責任の重い仕事とか、細かい計算を絶対に間違っちゃいけない仕事とか、炎天下での力仕事とか。

だがツラい仕事は、労働の内容や使うエネルギーの量ではかれるものではない。

今回の私の仕事はというと、「じっと見守る」という仕事である。

私自身が肉体や神経を使って仕事をするわけではなく、それをじっと見守る仕事なのである。

その意味でいうと、大変な仕事ではない。

だが、その、じっと見守る場所というのが、外界から遮断された、畳の部屋なのである。

しかも、座布団がない。

いや、正確に言うと、「ひょっとするとあれ、座布団なのかな?」と思われるものが、部屋の片隅に置いてあるのだが、使っていいものかどうか、わからない。

つまり、座布団のない畳の部屋で、なにもせずに座っていないといけないのである。

「適宜席をはずしてもよござんすよ」

といわれるものの、まじめな私は、席をはずすことができない。席をはずしたところで、外界から遮断されている場所なので、行き場がない。

なにより、自分の目の前で実際に力と神経を使って仕事をしている人が、根をつめておられるので、こちらとしてもそれに応えなければならないのである。

誤解のないように言っておくが、用意していただいた畳の部屋自体は、とても快適である。暑くもなく寒くもなく、しかも明るく広々としているのだ。

問題は、私自身が、畳の上に座るのにふさわしくない体型をしている、ということである。

正座をしてもあぐらをかいても、足がしびれて、足の血行が悪くなるのである。

まったく、難儀な体型である。

そんなこんなで、朝9時から夕方5時まで、昼の1時間の休憩をはさんで7時間!も、座布団のない畳の部屋でじっと座り続けたのである。

帰り道は、歩いていても足がフラフラとなり、風邪の初期症状のような感じで、体がだるくなった。

…これがツラいと感じるのは、私だけだろうか?

地味な仕事だと、人はいうかも知れない。しかし地味な仕事こそ、大切な仕事なのだ。

明日もまた、まったく同じ仕事である。

今日は早く休んで、明日に備えよう。

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コメント

コメント欄も旅の空です。
というか、私は無事です。
近くなったようで、やはり遠かったのだ。

ここで新企画、「クイズで安否確認」。
わは、どこさ、いるんだべ。

投稿: 安否確認こぶぎ | 2016年6月17日 (金) 08時09分

飛行機の座席は左側でござんすな。

後は、そばか、うどんかの違い。

投稿: 明智こぶぎ郎 | 2016年6月18日 (土) 10時11分

僕、金田一耕助です。

羽田から離陸して西へ飛ぶ飛行機には、行き先によって、富士山の北側を通る飛行機と、富士山の南側を通る飛行機があります。

では問題の写真から、この飛行機が富士山を北を飛んでいるか、南を飛んでいるか、わかるでしょうか?

ポイントは、宝永火口の有無です。もし写真に宝永火口が見えていれば、飛行機は富士山の南側を飛んでいたことになります。

しかしこの写真には、宝永火口がない。ということは、飛行機は、富士山の北側を飛んでいたということになるのです。

したがって、飛行機の座席は左側だったのではないか、というこぶぎさんの説は正しいのです。

問題は、そばかうどんか、ですが。

…答えは、うどんです。

一方、こぶぎさんのクイズですが、

…「わわなな」?


投稿: onigawaragonzou | 2016年6月19日 (日) 01時20分

鬼瓦さん、大正解です。

何しろクイズの形を借りた安否確認ですから、分かりやすさを第一としなくてはいけない。

ちなみに、帰り道に「動く城」に寄ろうとしたのだが、「ハウル」とは違う持ち主のものだったようで。

投稿: 明智こぶぎ郎 | 2016年6月20日 (月) 13時09分

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