頭痛徒然草
6月18日(土)
7時間畳の上で座り続ける仕事が2日間続いたせいか、頭痛が激しい。
最近は、体調の悪くないときというのが、ない。
そんなときは、つらつらと、いろいろなことを考えてしまう。
歴史的な名曲が、セルフカバーでダメになる、ということが、よくあるよね。
たとえば、オフコースの「さよなら」。
YMOが好きだった高校時代、オフコースは大嫌いだった。その頃ラジオで坂本龍一が「オフコースは嫌い」という発言をしていて、たぶんネタの要素も強かったんだと思うが、私もそれを真に受けて、オフコースはまったく聴かなかった。
大人になったいまは、好きでも嫌いでもない。
ただ、あらためてオフコースの「さよなら」を聴くと、日本のポップス界の名曲だと思うのだけれど、小田和正がそれをセルフカバーしているバージョンはいただけない、と思ってしまう。
同じような理由で、やはり日本のポップス界の名曲であるスターダスト・レビューの「木蓮の涙」もオリジナル曲は素晴らしいが、のちにアコースティックバージョンでセルフカバーされたときは、全然よくなかった。
年をとってセルフカバーされた「さよなら」も「木蓮の涙」も、たんなるオッサンの感傷歌にすぎなくなってしまったのである。
どうして年をとると、若いころのよい部分を、ダメにしてしまうんだろう。
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