柿ピー症候群(シンドローム)
絶不調である(以下に書く文章も支離滅裂である)。
こういうときは、こぶぎさんがコメント欄で僕の代わりに記事を書いてくれるので、ありがたい。
そういえば2週間ほど前だったか、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」を聴いていたら、まったくオープニングトークをすることなく、冒頭の挨拶をした後、すぐにリスナーからのメッセージを紹介していた。それ以降も、さして面白いトークにはならず、番組を淡々と進行していた。
絶好調のときならば、30分近くはフリートークをして、腹を抱えて笑うこともあるのだが、2週間前の番組では、ひたすら番組の進行に徹していたのである。
なるほど、安住アナは絶不調なのだろうと、そのときに思った。
人間ならば誰しもそういうときはあるはずで、神経が繊細な安住アナであれば、なおさらである。
そういうときは、無理をすることもないのである。
いまの私も、そんな状況である。
ラジオといえば、些細なことだがこんなこともあった。
これも2週間ほど前だったか、朝のラジオ番組を聴いていたら、私と同世代のラジオDJが、「いま、柿ピーにはまっている」と言っていた。
ダイエットをしているのだが、どうしても柿ピーがやめられなくなり、気がついたら、9パック入りの柿ピーを、いちどに全部食べてしまうのだという。
なんということのない話だったのだが、これを聴いて私は驚いた。
私もちょうどそのとき、柿ピーブームが来ていたからである。
しばらく柿ピーなんぞ食べていなかったのだが、その数日前にスーパーに行ったときに柿ピーを買って、いちどに数パックを食べてしまったりしていたのだ。
つまり私とそのラジオDJに、同時期に柿ピーブームが訪れていたのだ。世間的には柿ピーブームなど訪れていないにもかかわらず、である。
なんという偶然!こういうのを、シンクロする、というのだろうか?
しばしばこのラジオDJとは、同時期に同じものに関心を持ったりするような「シンクロ状態」になることがあるのだ。
ではなぜ私に、柿ピーブームが起こったのか?
その理由は簡単である。数日前のインターネットのニュースサイトに、柿ピーの写真が掲載されていた。「外国人に人気のおみやげは、柿ピーである」というニュースだった。
私はそのニュースに出ていた柿ピーの写真を見て、
「柿ピー食いてえ」
と思ったのである。
ここで一つの仮説である。
そのラジオDJも、インターネットのニュースサイトに出ていた柿ピーの写真を見たのではないだろうか。そしてそれを見て、
「柿ピー食いてえ」
と思ったのではないだろうか?
つまり、私と同じ理由で、柿ピーブームが始まったのではないだろうか?
それゆえに、柿ピーブームがシンクロしたのである。
同じ嗜好の人間が、同じ写真を見たとき、同じような行動様式をたどることは、十分にあり得ることである。
ちょっとした情報が、同じ嗜好の人間たちの無意識の世界に入り込み、同様の行動に走らせる。
これを、「柿ピー症候群(シンドローム)」と呼ぶことにする。
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コメント
その柿ピーの本場に今、来ている。
うらやましいでしょう。
さすがいろいろ種類もあって、気分上々悦に入る。
しばらく検討の結果、「元祖柿の種」をチョイス。
本場まで来たんだもの。元祖でしょ。
さっそくカレー味か、最初は大阪のあられを作っていたが怪我の功名でできあがったのか、と、説明書きを読みながら一袋空けた。
あれ、ピーがないまま食べ終わっちゃった。
元祖だけあって種だけで勝負なのね。
車で5時間もかかったのに。
投稿: こぶぎぴー | 2016年9月24日 (土) 00時47分
「気分上々悦に入る」。
たぶんこれが答え。
投稿: onigawaragonzou | 2016年9月24日 (土) 01時21分
今日選んだ柿の種は笹団子味。相変わらず、ピーは入っていない。
というか、こちらでは本場だけあっていろんな味の「種」ばかり売っていて、柿ピーは「ピーナッツ入り柿の種」という一品種にすぎないようだ。
というか、どこぞのブログ記事のおかげで柿の種ばかり買っているが、ここで一番うまいのものは紅ズワイガニだから。
そんなこんなで、晴れていたら夕日がきれいであろう海辺の自転車道を、早朝から6時間かけて往復して、さすがに疲れたので温泉宿を取りました。
シーズンオフのスキー場温泉は、人手がなくて全部セルフサービスだけど、静かでいい。
ロビーにしかないwifiでずっと書き続けていても、聞こえるのは大きな古時計の振り子の音ばかり。
激走であまりにおなかが減ったので、「ひとりアフタースキー合宿」以来、久しぶりにおひつ一杯平らげちゃった。
今日走った甲斐がないや。
もうアカンくら。
というわけで鬼瓦さん大正解です。
投稿: こぶぎ温泉 | 2016年9月24日 (土) 20時17分