謎の酒
こぶぎさん、アリア、大正解です!
10月20日(木)
拝啓 Yahoo!知恵袋様
いまお世話になっている作業場には、Dさんが二人いる。若いDさんと、お年を召したDさん。
お年を召したDさんは、人なつっこいおじいちゃん、みたいな感じの人で、自由人の風貌をもつ。若いDさんが忙しいときは、おじいちゃんのDさんがいろいろと面倒を見てくれる。
私はそのおじいちゃんのDさんに気に入られたみたいで、とても親切にしてくれる。
昨日、1リットル瓶を渡された。
「これ、何ですか?」
「お酒だよ」
「お酒?」
「ソッコク酒というお酒」
「……」
恥ずかしながら初めて聞く名前のお酒で、正確には聞き取れなかった。たしか「ソッコクジュ」と言ったと思う。
お酒が入っている瓶を見ると、1リットルの牛乳瓶だった。
ということは、自作の酒であろうか。
「先生のお宅で作ったんですか?」
「いや、弟からもらった。大きな甕に入れてもらったんでねえ。小分けにしているんだ」
「じゃあ、弟さんの家で作ったお酒ですか?」
「いや、集落で作るんだ」
「集落ですか」
「そう、集落で作ったお酒を、みんなで分けるんだ」
「なるほど」
ということは、ふつうのお店では売っていないということだな。
「女性にも飲みやすいお酒だから、マッコリなんかよりもずっと美味しいよ」
それにしてもこのお酒のことが気になる。
「ソッコク酒」で調べてみても、何にも出てこない。
いったいソッコク酒とは何なのか?俺が聞き間違えたのか?
いろいろ調べてみて、一つの仮説がひらめいた。
ソッコクとは、「石斛(セッコク)」という薬草のことではないだろうか?
そういえばDさんの車に乗って田舎道を走っていたとき、白い花が群生しているのをDさんが指さして、
「あれでお酒を作るのだ」
みたいなことを言っていたような気がするのだが、あれは、薬草の「石斛」のことだったのではあるまいか?
ということで、「ソッコク酒」とは、薬草の「石斛(せっこく)」で作ったお酒だという仮説を立ててみたんですが、これで合ってますでしょうか、Yahoo!知恵袋様。
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投稿: こぶぎ袋 | 2016年10月21日 (金) 10時03分