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めざせロッパ

ブログを書く習慣が途絶えてしまったため、ブログの書き方をすっかり忘れてしまった。

ここ最近の記事は、実にどうもつまらなくていけない。

ブログって、どんなことを書けばいいんだっけ?

古川緑波『ロッパ随筆 苦笑風呂』(河出文庫)を読んでみた。

じつは古川緑波の文章を読むのは、初めてである。

ところで最近の河出文庫は、高橋和巳の小説を相次いで出したり、福永武彦の名作『風のかたみ』を出したりと、ずいぶん私好みのものを文庫化してくれている。

「攻めるねえ、河出文庫」

と矢沢永吉さんバリにつぶやきたくなるのである。

さてこのロッパ随筆。そこはかとなく面白い。

俺がめざしていた文体は、これだったことに思い至る。

古川緑波といえば、1日も休むことなく書き続けた「古川ロッパ昭和日記」が有名である。

書き続けたからこそ、あの軽妙な文体が獲得できたんだな。

書き続けることを、やめてはいけない。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

青空文庫

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1558.html

グルメものとか好きです。

投稿: 青空こぶぎ | 2016年11月23日 (水) 08時33分

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