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ガチでグチ

3月2日(木)

昨日は北に向かう新幹線に乗ったと思ったら、今日は早朝から西に向かう新幹線に1時間ほど乗り、目的の駅に着く。

この駅に隣接したホテルで、100人規模の「異種格闘技!1泊2日同業者合宿」がおこなわれるのだ。

なにも参加したくて参加したわけではない。うちの職場からも何人かこのイベントに人を出さねばならず、数合わせのために業務命令として行くことになったのだ。

誰も行きたがらず、私が泥をかぶったわけである。

まったく、人がいいねえ。

参加者名簿を見て驚いた。

100人くらい参加者がいる中で、知っている人が1人もいない。

ぜんぜん専門の異なる人ばかりである。

次に日程表を見て驚いた。

朝10時半から開始で、基調講演が4本、お昼はお弁当を食べながら基調講演を聞き、それが終わるとすぐに分科会である。夕方は6時半から1時間半ほど夕食時間があるものの、夕食後も、夜8時から10時までぶっ続けで分科会がおこなわれる。

そして明日も朝8時半からふたたび分科会がおこなわれるのだ。

どんだけディスカッションするんだ?!文字通り合宿である!

用意されている3つの分科会のうち、分科会Cが、かろうじて自分の関心のあるテーマだったので、分科会Cに参加することにした。

分科会Cのテーマは、私にとってはまじめに取り組まなければならない問題だったので、ここに参加するということは自分にとって意味のあることだと、自分に言い聞かせた。

さて、午前中の基調講演。

最初の三つの講演はなるほどと思って聴いていたが、驚愕したのは、いちばん最後の講演である。この講演は、私が参加する予定の分科会Cにかかわる基調講演だった。

講師は、ある分野では著名な大家の方らしい。

結論から言うと、ヒッドイ講演だった!

あんなヒドイ講演は、久しぶりである。

与えられたテーマとは全然関係のない、自分の自慢話が延々と続いた。

しかも下ネタ連発である!

さらに自分の本の宣伝も!よくよく聞くと、私にはトンデモ本にしか思えない内容だった。

与えられたテーマについて、少しでもまじめに考えようとしたふしがみあたらない。

(知の最先端にいるとおぼしき偉いお方が、ずいぶんとヒドイ講演をするよなあ」

およそ品格のない講演であった。

この方は、はたして分科会Cの趣旨を理解されているのだろうか?

かなり不安になった。

そして不安は的中した。

そのあとの分科会では、[話題提供者」なる人たちが、1人を除いて、およそ本来の趣旨とはかけ離れたの報告を延々としたのである。

なんでこのテーマで、メダカの話が延々と続くのだ?

ここはメダカ学会か!

私がこの分科会で学びたいこと、考えたいこととは全然違う方向へと、話がどんどん進んでゆく。

とてつもない「集団誤解」のまま、分科会で主導権を握った人たちがどんどん突っ走っていく。しかもそれを嬉々として議論している。

私はすっかり置いてきぼりになってしまった。

知の最先端を行く人たちが、「集団誤解」のまま突っ走る。

考えてみれば、実に恐ろしい話である。

たぶんこういう場では、正論を言ったところでまったく理解されないのだろうと、結局私は、一言も発しなかった。というかまじめに考えることがバカバカしくなって話す気が起こらなかったのである。

やっぱり合わねえな、俺は。

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