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脇痛週末

4月16日(日)

金曜日の夜あたりから、左脇の下のあたり、肋骨のまわりあたりが、痛み出した。

運動をした覚えがないので、筋肉痛ではない。

内臓系の痛みというよりも、神経系の痛みのようである。

翌日の土曜日の朝になっても痛みが治まらないので、病院に薬をもらいに行くついでに、お医者さんに聞いてみた。

「脇の下のあたりが痛いんですが」

「どのあたりですか?」

「このあたりです」

「そうですか。ひょっとすると帯状疱疹の可能性がありますね」

「えっ?」

最も恐れていた言葉である。

痛風、結石と、激痛の病気を二つも経験し、このうえ帯状疱疹を経験することになるのか???

「いえいえ、まだわかりません。数日後にブツブツが出だしたら、そう思った方がいいです」

「数日後って…何日後くらいですか?」

「そうですね…水曜日くらいですかね。それまでは、シップを貼っておいてください」

「わかりました」

もう不安で仕方がない。

シップを貼って、土曜日は安静に過ごした。

さて日曜日。

まだ少し痛くて、何のやる気も起きない。

(ああ、原稿を書かなくちゃいけないな…)

だが原稿を書く気にもならない。

午前中はテレビを見て自堕落にすごした後、このままではいけないと思い、思い立って、見に行きたいと思っていた博物館の企画展を見に行くことにした。

スマホのカーナビで調べてみると、高速道路を使うと車で1時間半くらいかかる場所である。

企画展が5月7日までということは、今日くらいしか行けるチャンスがない。

ということで、行くことにした。

自分がいままであまり使ったことのない高速道路を使う。

(前の勤務地にいたときも、使う機会があまりなかったよな、この高速道路)

最寄りのインターチェンジで降りて、一般道を走る。

ほどなくして、聞いたことのある名前の学校の看板がみえてきた。

たしか、甲子園の高校野球大会で、何度も出場している学校だよな。優勝も何度かしていたぞ。

そうか、この学校は、この市にあったのか。

ほどなくして博物館に到着。

企画展自体は小さいながらもすばらしいものだった。そうとうに準備されたことがよくわかる展示である。

企画展を見学していると、この博物館の学芸員さんで、私のよく知るHさんが展示室の見回りに来ていらっしゃった。

Hさんは、私を見るなり驚いた。

「どうしてここにいらっしゃるんです?」

「この企画展を見に来たんです」

「わざわざ、ですか?」

企画展のテーマが、私の関心とは異なると思ったのだろう。

「ええ。企画展のテーマに関心を持ったもので。うかがうことをお知らせしようと思ったんですが、日曜日でお休みかも知れないと思ったものですから」

「いえいえ、いまたまたま、展示室を巡回していたところだったんです。もしお時間があれば、少しばかりご説明いたしましょう」

ということで、ありがたいことに、マンツーマンでギャラリートークをしていただいたのであった。

やはり思い切って見に行ってよかった。

家に帰り着いた頃には、左脇の下のあたりの痛みは、不思議なことに、すっかり消えていた。

さて、私が訪れた、その博物館がある市というのは…。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

どこのことか分かりませんが、情操教育は大切にしてほしいものです。
なにしろこの国は、「学芸員はガンだ、全員クビにしろ」と公言して恥じない人物が閣僚を務める国です。並外れた忍耐心が必要ですからね。…私は限界が近いですが。

投稿: ひょん | 2017年4月16日 (日) 22時51分

その展示は、地域の美しい風景を自らが再発見し、それをその地域の人々伝えようとした地元の文化人たちの思いを掘り起こした、すばらしい展示でした。地域の埋もれた資料に光をあてることができたのは、学芸員ならではのお仕事だったと思います。

投稿: onigawaragonzou | 2017年4月16日 (日) 23時32分

私も拝見すべき展示だと思うのですが、しょうしょう遠いですなあ。…ニュース見ました?暗黒時代ですな。

投稿: ひょん | 2017年4月16日 (日) 23時49分

ロードバイクを車載せずにそこへ行くなんて、
かなり観光マインドが足りない。

だって、いま売り出し中のサイクリングロードがあるもの。

早く脇腹を治して、その風景を訪ねてサイクリングでしょ。

その点、わたくしめは観光マインドに溢れているが故、土曜日はモミの木よりも桜の方が多く残っていた河原へ花見。

日曜日は一転して冬に戻り、G山で夏スキーと、季節感が入り乱れて何だかよくわからなくなっている。

観光マインドがありすぎるのもまた大変なのだ。

それはさておき、ここで観光マインドを高める問題。

G山のリフト乗り場まで山道を車で登っていて、S温泉のはずれでヒッチハイクをしていたおじさんを拾ったのだが、この人が山頂からスキーで目指していた場所とは、どーこだ?

鬼瓦さんも何度も行った事がある場所だろうから、観光マインドを身につけるために、これからはこのルートで行くといいんじゃない。

僕は行かないけど。

投稿: こぶぎマインド | 2017年4月17日 (月) 06時12分

私が何度も行ったことがある場所…。お寺か?

投稿: onigawaragonzou | 2017年4月20日 (木) 01時30分

鬼瓦さん、残念。

その答えでは骨折り損のようですので、骨を折らずに別のところを折りましょう。

行程は21キロ位の距離のようですが、途中に登りもあるそうですので頑張ってね。

投稿: どうでしょうキャラバンこぶぎ | 2017年4月21日 (金) 07時01分

ああ、わかった!助手の小林君と行ったところね。

投稿: onigawaragonzou | 2017年4月21日 (金) 07時02分

おお!

 一分後に答えてくるとは、

くらぁすごい。

投稿: どうでしょうキャラバンこぶぎ | 2017年4月21日 (金) 08時39分

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