確信
最近、世を騒がしているニュース。
Nという会社が、Mという会社をそそのかして、「最高権力者の意向だ」とかなんとか言って、特例措置を認めさせたという話。
ある人から聞いた話を思い出した。
少し前、M社からある会社に出向していたやつが、まあヒドイやつだった。
俺は権力の中枢の人間だ、というような顔をして、その会社の「下々の者」を徹底的に見下していた。パワハラの常習者でもあった。
そのくせ、上の人間には徹頭徹尾媚びへつらう。
ま、典型的な「クズ」なのである。
そいつが、2年ほどで、別の会社に出向した。こんどはN社にである。
聞くと、どうもそいつは、M社でもお荷物だったらしく、あちこちをたらい回しにされているらしい。
で、どこも引き取り手がなく、最終的にN社に出向した、というのである。
N社には、そういう部署があるらしい、と、もっぱらの噂だった。
N社が大企業であることには違いない。本人は、意気揚々と移っていったが、実際は、部下が誰ひとりいないような部署で、人材の墓場のようなところなのだ、と。
で、昨今のニュースを見て、確信した。
N社がいま、権力者の手足となってあれこれと動いているのは、そういう連中が集まっているからではないか?と。
その業界には一定程度、その種の価値観を持つ連中が存在するのである。そういう連中の巣窟なのではないか?N社というところは。
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