新幹線の乗りすぎに注意!
5月18日(木)
ラジオパーソナリティーの伊集院光が、10年間続いたTBSラジオの日曜午後のワイド番組「日曜日の秘密基地」を降板したのが、2008年3月である。
人気番組だっただけに、あっさりと降板してしまったことに対して
(ついにラジオの世界から撤退しちゃうのかなあ)
と思ったりしたものだが、このとき、TBSのアナウンサーだった安住紳一郎が、涙を流しながら、
「僕がもしTBSで偉くなったら、必ず伊集院さんを最高の待遇でラジオにお迎えします」
と伊集院光に言ったというのは、有名なエピソードである。
それから8年ほどたって、伊集院光は大沢悠里の跡を継いでTBSラジオの朝の帯番組を担当した。
安住紳一郎が偉くなるのを待つまでもなく、彼は安住が望んでいたようなTBSラジオの顔となったのだ。
僕はこの一連のお話しを、なんとなく自分の人生の指針としているのだが、おそらく他人からみたら、かなりわかりにくい話だろうな。
さて、それはともかく。
昨日の新幹線日帰り出張に続いて、今日もまた、新幹線日帰り出張である。今日の行き先は、「前の勤務地」である。
午後から始まる15人ほどの会議には、以前に一緒に仕事をした人たちが何人かいて、こういう形で縁が続くのはありがたいと思うばかりである。
その会議の参加者の中に、とても若い人がいて、どこかで見た顔だなあと思ったら、僕が「前の職場」の最後の年に、1年生向けの授業に出ていたFさんだったことを思い出した。
1年生向けの授業には、100人くらいの学生がいたのだが、その中でもFさんはとりわけ印象深い学生だった。
Fさんが2年生になったときに、私は「前の職場」を去ってしまったので、その後の動向はわからなかったのだが、Fさんはこの3月に卒業して、この市の職員として働き始めたというのである。
で、このたびの会議では、上司の代理として出席したというのだ。
学生が社会に出たあと、教員と対等な立場で仕事をするようになる、というのは、ある意味、教員冥利に尽きるものである。
さらに驚愕の事実を知る。
Fさんの今の部署にはUさんがいて、しかも同じ部屋の隣の席だというのである。
Uさん、というのは、「同い年の盟友・Uさんの奥さん」のことである。
このブログのヘビー読者だった、「同い年の盟友・Uさんの奥さん」ですよ!
なんと世間は狭いことか!
…さて、会議は滞りなく終わり、かつての仕事仲間で、いまはこの会議の会場となった施設に勤めているSさんから、
「せっかくですから、お時間がありましたら今うちで開催している『○○』を見てください」
ということで、招待券をもらった。
恥ずかしいことに、「○○」が毎年東京で開催されていることはなんとなく知っていたが、いままでちゃんと見に行ったことはなかった。
この会議が行われた施設で行われている「○○」というのは、その地方版ということで、地元の方の作品が展示されているということらしい。
僕にとっては無名な人たちばかりの作品なのだが、見ているうちにすっかり引き込まれてしまった。
芸術に無名も有名も関係ないのだな。
短い滞在時間だったが、いろいろなことを考えさせられた1日だった。
…うーむ。今日の文章は、何が言いたいのかちっともわからない。
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コメント
人生の指針のみならず、展覧会クイズの指針にもなってますけど。
投稿: こぶぎ天国 | 2017年5月19日 (金) 09時33分
こぶぎさん、またまた大正解です!最初の「フリ」をよく見抜きました。
投稿: onigawaragonzou | 2017年5月19日 (金) 23時44分