準備
6月14日(水)
来週は、まったく異なる3カ所の場所で、まったく異なるテーマの話をしなければならない。
短いところで30分、長いところで、2時間。
話をする、といっても、とりとめのない話をするのではなく、決められたテーマに沿って、自分の仕事の成果を語る、といった内容である。
いわゆる講演である。
世に講演業というが、ああいう人たちって、どのくらい準備しているものなのだろう。
僕の場合、はなはだ不器用なこともあり、30分であろうが2時間であろうが、準備の労力には何の違いもない。1回の話を作るのに、1週間かかったりする。
だから実働時間は、話している時間の数十倍、ということがザラにあるのだ。
力を入れすぎて、30分の持ち時間で80枚くらいのスライドを作ったりして、
(ということは、1分で2枚以上ということか…)
なんてことになったりする。不安で仕方がないのだ。
以前に話したことを使い回せばいいじゃん、という話もあるが、これまでの経験上、いかなる講演においても、完全に使い回すことは、不可能である。そのつど、かなり補訂を加えていかなければならないのである。
しかも、である。
30分の話をするために、その場所まで5時間以上かけて移動する、なんてこともあるのだ。
少し前ならば、そんなことも誇っていたのだが、最近はちょっと限界気味である。
この業界、みんなこんな感じなんだろうか…。
なんとか迷惑をかけずに、乗り越えたいものである。
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