キム・ジンギュ最強説
このところ、古い韓国映画ばかり見ているのだが、まったく予備知識のないままに見ていくと、たまたまここ最近私が見た作品では映画監督や主演俳優が偏っていることに、後になって気がついた。
一人は、ユ・ヒョンモク監督である。
「誤発弾」(1961年)主演:キム・ジンギュ
「カインの後裔」(1968年)主演:キム・ジンギュ
もう一人は、イ・マニ監督。
「森浦(サンポ)への道」(1975年)主演:キム・ジンギュ
ユ・ヒョンモク監督と、イ・マニ監督は、1960年代の韓国映画を代表する名匠だったのだ、ということが、だんだんわかってきた。
それよりも驚きなのが、これらの作品の多くに、キム・ジンギュという俳優が主演しているということである。
上にあげた作品だけではない。これも60年代の韓国映画の傑作といわれているキム・ギヨン監督の「下女」にもまた、キム・ジンギュが主演しているのである。
こうなるともう、60年代の映画はキム・ジンギュのひとり勝ちだな。
…とまあ、他人様にはどうでもいいことなのだが、せっかく何本もの古い韓国映画を見たので、気づいたことを記録としてとどめておく。
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