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台風・激痛・懇親会

10月28日(土)

新幹線と在来線を乗り継いで、6時間ほどかかって目的の町に着く。

台風が近づいているということで、雨が降っていた。

明日は、この町にある施設でおこなわれるイベントで、45分ほど喋ることになっている。

体調はあまりよくないのだが、1年くらい前から決まっていた話だし、何より大学時代の1年上の先輩からの依頼なので、断るわけにはいかない。

せっかく呼んでいただいて、先輩にご迷惑をかけるわけにもいかないので、先週は喋る内容を必死で準備した。

しかし、このテの仕事、つまり人前で喋る仕事は、いまだに慣れず、前日になると憂鬱でたまらなくなる。

それに加えて、ここ最近、両足の裏にデキモノのようなものができて、1歩1歩歩くたびに両足の裏に激痛が走るのだ。

だからできるだけ歩きたくないのである。

しかし駅からホテルまで、6分ほどの道のりである。タクシーに乗るまでもないので、雨の中を、重い荷物を持って歩くことにした。

(アイタタタタタ)

ホテルにチェックインしてほどなくして、午後6時頃に明日のイベントのスタッフの方が迎えに来てくれた。

いわれるがままに車に乗る。

6時半から懇親会ですといわれていたので、このままお店に行くのかなと思ったら、先輩のいる職場に連れて行かれた。

エレベーターで5階まで行き、そこから長い廊下を歩いて先輩のいるフロアに行く。

(アイタタタタタタ)

とこらえながら、なんとか到着した。

「お疲れさまです。明日はよろしく」

「よろしくお願いします」

「じゃあ、下に降りましょう」

ええええぇぇぇ!これだけ?

また長い廊下を

(アイタタタタタ)

とこらえながら歩き、エレベーターで下に降りて、建物を出た。

しとしとと雨が降っている。

どうやらやっと懇親会場に移動するようだ。

「ここからどのくらいかかるんです?」

「歩いて15分くらいです」

ええええぇぇぇぇぇぇっ!

この雨の中を、激痛の足をこらえながら15分も歩くのか!

(アイタタタタタ)

「足、大丈夫?」と先輩。

私の歩き方が、見るからにおかしかったらしい。

「ちょっと、両足の裏にデキモノができまして…」

歩くこと15分。ようやく、懇親会場の居酒屋に到着した。

中に入ると、店員さんが言った。

「予約された方ですね。お2階へどうぞ」

ええええぇぇぇぇぇぇっ!

このうえ、まだ2階にのぼらされるのか!

(アイタタタタタ)

ようやく座敷に到着した頃には、肌寒い季節なのに汗だくになっていた。

懇親会じたいは、いい雰囲気で終わった。

午後8時半。店の外に出ると、雨が少し激しくなっていた。

(当然、歩いて帰るんだよな…)

帰り道がわからなかったので、先輩が私のホテルまで連れて行ってくれた。

もちろん、歩いて。

(アイタタタタタ)

ただ、帰り道を歩いていて一つだけいいことがあった。

この町で、全国チェーン書店の「本店」を見つけたことである。

「あ、ここが全国チェーン書店の本店ですね」

「そうだよ」と先輩。

「でもこの本屋さん、以前に調べてみたら本店と名の付く店がこの町に4つあったと思うんですが、どの店が正真正銘の本店なんです?」

「この店だよ」

なるほど、前にこぶぎさんが言っていたのは、このお店のことだったんだな。

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(本格派シリーズ)本格的なプレ・イベント

鬼瓦さんが「台風の中心付近で、足の痛さを叫ぶ」同じ頃、僕は「本格的なプレ・イベント」の会場へと向かっていた。

駐車場に車を止めて、会場行きのシャトルバスに乗ると、子供連ればかりだ。

このイベントで利益を被るのは、むしろ大人なのに。

会場に着き、さっそく「トンネル探検」の受付に行くと、2時間待ちだという。

自分の車は駐車場においてきてしまったし、それまでここで時間を潰さないといけない。

しかたなくプレ・イベント会場を見て回るが、「はたらく車大集合」とか、子供向けの催ししかない。

やむなく、一番マシそうな「記念ウォーキング」に参加することにした。

「記念ウォーキング」といっても、ただ一本道を片道2キロ歩くだけだ。

2キロ先にある簡易トイレで折り返し、往復4キロを歩いて戻ってくると、足の裏は丈夫とはいえ、そこそこ疲れた。

再び会場に戻ったものの、やることもなく、甲冑武者の殺陣などを見て待っていると、やっとトンネル探検の時間となった。

さすがに日本一長いトンネルだけあって、歩きではなく、大型バス2台に乗り込んで出発だ。

バスはしばらく走ると、トンネル内の県境の所で停まり、降ろされて記念撮影となった。

記念撮影が終わると、引率の人がこう言った。

「ではここから、しばらく避難坑を歩いて頂きます。こちらへどうぞ」

もお、2度と行かない。

投稿: 健脚こぶぎ | 2017年10月29日 (日) 17時53分

トンネルの探検企画には4回に分けて計約250人が参加した。バスでトンネル内の県境付近に移動し、思い思いに記念撮影。本線と平行して掘られた避難坑や排気を外に逃がす換気坑など、普段見ることのない裏側にも“潜入”し、安全対策などを実感した。

○○町○○小3年のH君(9)は天井を見上げ「ジャンプしても永遠に届かないくらい大きくてびっくり。車で通ったらどんな感じかな」と想像を巡らせた。父親の会社員Tさん(40)は「長いトンネルの通行は不安だったが、避難坑やスプリンクラーの設置、照明の工夫などを聞いて安心した」と話していた。(Y新聞)

投稿: onigawaragonzou | 2017年11月 4日 (土) 01時05分

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