男人禁制?
5月15日(火)
私が住んでいる町には「すくすく広場」なる施設がある。小さい子どもを持つ親のコミュニケーションの場のようである。
そこで、月に1度、ベビーマッサージというイベントがある。生後1歳未満の子どもを対象に、親と一緒に「ベビーマッサージ」なるものを楽しむ、という行事らしい。
「ベビーマッサージ」というのがどういうものかわからないが、ひとまず参加を申し込んだ。
すると、「ベビーマッサージの場に立ち会えるのはお母さんだけで、お父さんは立ち会えません」という。ま、授乳の関係があるからだろう。
しかし、「すくすく広場」なる施設がどんな施設なのか見てみたいし、なにより母親一人で子どもを連れていくというのも大変なので、私もついていくことにした。
「すくすく広場」に到着すると、助産師さんがいて、満面の笑顔で迎えてくれた。
申込用紙に記入したり、施設の説明をしているうちに、娘が泣き出した。
どうやらおむつを替えてくれと泣いているようだったので、あわてておむつを取り替えた。
そうこうしているうちに、ベビーマッサージに参加する人たちがぞくぞくと「すくすく広場」に集まってきた。
私は驚いた。
みんな、お母さんが単独で子どもを連れてきている。
父親が一人もいないのだ。
いや、待てよ、と周りを見渡した。
ベビーマッサージに参加している人たちだけでない。この「すくすく広場」には、母親しかいないのだ。
つまり男性は私だけということである。
ここは男人禁制か???
聞いてみると、ベビーマッサージをする部屋だけは、父親は入れないのだそうである。そのほかのスペースは、とくに問題ないという。
しかし、問題ないといっても、実に居心地が悪い。父親が入りがたい雰囲気がある。
もっとも、平日の昼間なので、大半の父親は仕事に行っていて不在なのだろう。
しかし待てよ。ということは、私みたいに育休をとっている父親は、ほとんどいない、ということなのだろうか???
男性が育児に参加する機会が少ないから、「すくすく広場」が母親ばかりになり、「すくすく広場」が母親ばかりだから、父親が参加しづらくなる(母親まかせになる)、という悪循環。
もう少し、父親も自然に参加できる環境になればいいのになあ。
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