里帰りのオフ会
8月1日(水)
新幹線に乗ること2時間。久しぶりに「前の前の職場」を仕事で訪れる。
駅を降りると、元同僚のKさんが迎えに来てくれた。
「こぶぎさんが車で来ています」
駅舎を出て、こぶぎさんの車に乗り込んだ。
「会議が始まる1時半まで、まだ時間がありますから、お昼を食べに行きましょう。ラーメンにしますか、そばにしますか」
「そばがいいです。やっぱりここに来たらそばでしょう」
「どこがいいですか」
こぶぎさんの車で移動するのだから、多少、交通の便が悪いところでも行くことができる。
せっかくだから、私はわがままを言った。
「そりゃあ、なんといっても『そば会館』ですよ」
「前の前の職場」にいたころ、よく通ったそば屋さんである。車でないと行けないような、とても不便な場所にあった。
「まだやってますか?」
「ええ、まだやってますよ。ただ、代替わりしたので、そばが『田舎そば』から『更科そば』に変わりました」
ええええぇぇぇぇっ!!
あの田舎そばが好きだったのになあ。
だが、やはり「そば会館」のそばを食べてみたい。
さっそく「そば会館」に向かう。
「そば会館」は、市街地からかなり離れた場所にある。やっとのことでたどり着くと、
「農作業のため、本日は臨時休業します」
と書いてあった。農作業ならば仕方がない。
「どこか別のそば屋さんにしましょう」
今日が水曜日であることを思い出した。水曜日は、軒並みこの地域のそば屋さんが定休日なのだ。
1軒だけ開いている店があったので、そこに入ることにした。古民家を利用したそば屋さんで、私も何度か来たことがある。
久しぶりに食べたこのお店のそばは、美味しかった。
再びこぶぎさんの車に乗り、「前の前の職場」に向かう。
途中、田園風景が広がる。
「懐かしいなあ。なんか里帰りしたみたいだなあ」と私。
「そうでしょう。東北地方ってのは、なぜかそういう気持ちにさせてくれるんだよなあ」とこぶぎさん。
「前の前の職場」に到着した。
2年半しか勤務していないが、まるで母校に帰ってきたような心持ちである。
ここでこぶぎさんとはいったんお別れ。会議には、Kさんと私が参加した。
1時半からはじまった会議は、実に面白い展開となり、予定の時間をオーバーして午後6時過ぎに終了した。
駅前の居酒屋での打ち上げが終わったのが夜9時。
会議のメンバーといったん解散したあと、再びこぶぎさんと合流する。
ここから先は、「オフ会」である。
ブログでは書けなかったことを言い合うのが、オフ会の定番である。
なのでここには内容を書けない。
相変わらず濃ゆい話で盛り上がりった。
たくさんのおみやげももらった。
「じゃあまた」
短い時間だったが、実に中身の濃い里帰りだった。
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投稿: コブギ日記 | 2018年8月 2日 (木) 23時33分