マニアック、ではない
8月13日(月)
Uターンラッシュの大渋滞にまんまと引っかかり、ふだんなら3時間で帰ってこられるのを、6時間かけてようやく家に着いた。
明日もまた別方向の高速道路に乗って車を走らせる日帰りの旅。お盆というのは、なかなかめんどくさい風習である。
僕は他人様からどのようにみられているのかはわからないが、しばしばマニアックな人間、とみられているような気がする。
が、全然マニアックな人間ではない。
先日の暑気払いで、僕と同世代の人が、ゴジラとか、スターウォーズとか、はてはサンダーバードの話、なんてものをし始めたのだが、実は僕は、ほとんど詳しくない。
スターウォーズは、ここ最近の2作は劇場で見たのだが、いわゆるエピソード4~6の最初の三部作については、実にぼんやりとした記憶しかない。
だが、本当のスターウォーズファンとおぼしきその同世代の輩は、その世界観にどっぷり浸っているので、そのディテールについてかなり熱く語っているのである。
案の定、「スターウォーズ 最後のジェダイ」はご不満のご様子だった。さすが、筋金入りのスターウォーズファンである。
僕なんぞ、楽しんで見ちゃったクチなので、まったくコアなファンではないということがおわかりであろう。
サンダーバードとなると、さらに記憶がぼんやりとしてくる。
だが、その場にいた僕以外の男性諸氏は、やれサンダーバード1号がどうのとか、そこに登場するメカのディテールまでよく覚えているもんだから、驚いた。
いちばん驚いたのは、その場にいたアラサーの若者である。
おじさんたちのスターウォーズだのサンダーバードだのといった話に、完全についてきていたのである。
「ああ、あれですね」的な。
おまえの世代がそんなに詳しいのはおかしいだろっ!
この場で、ついていけてないのは、俺だけか???
別にマニアのオフ会のような集まりだったのではない。たんなる仕事の打ち上げなのである。
ひょっとして、世の男性はみな、スターウォーズやサンダーバードについて一通り話すことができるというのが、大人のたしなみなのか???
みんながサンダーバードだのスターウォーズだのに熱狂していたときに、俺は何をしていたのだろうか???
きっと、ぼんやりと過ごしていたに違いない。
ああ、俺は若い頃に、なんと無為に過ごしていたことか!!!
またしても自己嫌悪に陥るおにがわらでありました。
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