映画チラシデビュー
9月11日(火)
今日はいいニュースと悪いニュースがあったのだが、いいニュースの方だけ書く。
どこまで情報公開していいのかわからないが、ま、いいか。
「編者のOさん」が初監督したドキュメンタリー映画が、ついに9月末から都内の小さな映画館でロードショー公開されることになった。
今日、その映画チラシが郵送されてきた。
見ると、なんと僕のコメントが、1行だけだが紹介されているではないか!
映画チラシデビューである!
それだけではない。
漫画家の武田一義さん、お笑い芸人の矢部太郎さんに挟まれて、俺のコメントが載ってるぞ!
武田一義さんは、漫画『ペリリュー』が話題になっているし、矢部太郎さんは、漫画『大家さんと僕』がすげー売れていて、手塚治虫文化賞を受賞したのだ!
その間に挟まれた、無名のアタクシ(汗)。
書いた本がまったく売れないことでおなじみのアタクシですよ!
なかなかできない体験である。
さらに、である。
上映される映画館で、上映後のトークゲストとして出演することになったのである!
映画に出演しているわけでもないのに、なんで俺が???という感じだが、まあそれはともかく。
映画のトークイベントに出演する、というのもめったにない体験である。
ただし一つ問題が。
僕がトークゲストとして出演する日は、平日のお昼なのである。
午前中に上映があり、その上映が終わったお昼頃に、30分ほどトークイベントをおこなうそうなのだ。
…お客さん、来てくれるのだろうか。
少なくとも、僕の名前を出したからといって、お客さんが来ることは、まずない。
いちばん恐れているのは、星飛雄馬のクリスマスパーティーみたいな感じになってしまわないか、ということである。
なんとか、映画の力で、お客さんを呼び込むしかない。
さて、別の上映日には、この映画の主人公である、ツトムさん(76歳)もトークゲストとしておいでになる。というか、映画の主人公のツトムさんこそが、トークイベントのメインゲストなのである。
「編者のOさん」からいただいたメールによれば、ツトムさんは、こぶぎさんが僕に送るために「スベリヒユ」を買ってくれたお店で、「スベリヒユ」を買い占めたらしい。
「スベリヒユ」は、戦場で亡くなったツトムさんのお父さんが、日記の中で「赤草」と書いているもので、ツトムさんのお父さんが戦地で食べていた雑草である。
そういえば僕は、ツトムさんに宛てたメールに、「友人(こぶぎさん)が○○町の道の駅で買ったスベリヒユを送ってくれました」と書いたんだった!
それを読んだツトムさんが、そのお店にあるスベリヒユを買い占め、さらにはお店の人が気を利かせて、サンプルとして置いてあったものまで送ってくれたというのだからすごい。
こぶぎさんがスベリヒユを買ったお店では、いまスベリヒユが品切れになっているはずだぞ。
こぶぎさんこそが、この映画に貢献している人じゃないだろうか。
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コメント
ひょう好きのよい子のみなさん
I町の道の駅で売り切れても大丈夫。
先日、合宿に行ってきた町の道の駅でもひょうを売ってます。
ご賞味あれ。
投稿: こぶぎの駅 | 2018年9月12日 (水) 07時57分
ツトムさんからメールをいただきました。
「鬼瓦先生。先日は、「スベリヒユ」のことを教えて頂きありがとうございました。勇気をもって道の駅に電話しましたら、親切に「ふれあいショップ」で扱ってます教えられ、いろいろと話を聞いているうちに、上映後のトークショーに皆さんにサンプルとして差し上げたい衝動にかられ、「編者のOさん」に相談した結果許可がおりたそうです。現在、5軒の生産者から届いたスベリヒユを映画のチラシと一緒に袋詰めしています。ほんとうに素晴らしいことを教えていただき、父と一緒に感謝しております。ありがとうございました。また、お目にかかる日を楽しみにしてます。」
いいことしたなあ、こぶぎさん。
投稿: onigawaragonzou | 2018年9月12日 (水) 23時35分