ジャンボカボチャ大会
9月9日(日)
TBSラジオ「安住紳一郎 日曜天国」が好きで、たまに時間が合うとリアルタイムで聴いているのだが。
今日の「にちてんおでかけリサーチ」は、千葉県の鴨川市だった。
なんでも、9月に香川県の小豆島で「日本一どでカボチャ大会」の全国大会がおこなわれるそうで、いま、各地で地区予選が開かれているそうなのである。
そんな全国大会があるなんて、ちっとも知らなかった。しかも地区予選まであるとは…。まるで高校野球さながらである。
高校野球よりも、こちらの方を応援したくなってしまう。
で、千葉県鴨川市は、全国大会で何度も優勝する、いわゆる「強豪校」なのだそうだ。
ラジオの中継先は、鴨川市の地区予選の様子を伝えていた。
ジャンボカボチャの地区予選をラジオで中継されてもなあ、と思うかも知れないけれど、これが「にちてん」の醍醐味。映像がない分、インタビューに集中して聴くことができる。映像があったら、ジャンボカボチャのほうに目が行っちゃって、話が入ってこないもんね。
ジャンボカボチャの栽培に挑戦しているのは、プロの農家の方よりも、アマチュアの方が多いのだそうだ。
中継先でインタビューに答えていたのは、プロの農家の方ではなく、ふだんは自動車整備工をしておられる方だった。
つまり余暇に、ジャンボカボチャ作りに精を出しているというのである。
どうして、ジャンボカボチャ栽培に魅せられたのですか?という質問に、
「自分が手塩にかけて育てたカボチャが、こんなに大きくなることに、喜びを感じて」
というようなことを答えていた。
ジャンボカボチャは、どのくらいのペースで大きくなるのですか?という質問に、
「1日に10㎏くらい増えることがあります。1週間で100㎏近く増えます」
と答えていた。
安住「じゃあ、ちょっと目を離している隙に、カボチャが大きくなってる、なんてこともあるんですか?」
カボチャおじさん「ええ。タバコを一服吸って戻ってみると、1~2㎏増えているなんてことがあります」
なんと!まるで俺の体重の増え方みたいやんけ!!!
小豆島の全国大会の際には、4トントラックで小豆島まで運ぶのだそうだ。
今年は異常気象のために、あまり仕上がりがよくないそうだが、はたして、ジャンボカボチャの全国大会を制するのはどこか!?
かなり気になるところである。
ところで、ジャンボカボチャって、美味しいものなのだろうか?
ただ大きいだけで、あまり食用というイメージがないような気がする。
ジャンボカボチャを作る人たちは、人類を救うために作っているわけではないような、勝手なイメージがある。
「意味のないこと」「役に立たないこと」「なかなか理解されないこと」に真剣に取り組む生き方は、嫌いじゃない。
| 固定リンク
コメント