東京遅延生活
ちょっとちょっと!ドラマ「相棒 シーズン17」の初回スペシャル、ご覧になりました?
明らかに黒澤明監督の映画「羅生門」にインスパイアーされてましたな。
ああいう脚本、一度は書きたくなるんでしょうな。
まあそれはともかく。
10月29日(月)
通勤に片道2時間半もかかる生活をしていると、数日に一度、必ずと言っていいほど、電車の遅延に巻き込まれる。
今日もそうだった。
KO線のM大前駅で電車を待っていたら、アナウンスが流れた。
「都営地下鉄は、午前3時50分に起きた保安装置の事故のために、運転を見合わせております。その影響で、こちらの路線も遅れて運行しております」
ホームにはものすごい数の人である。
やがて電車が来た。
「電車はすぐに出発します。ご乗車になりましたら立ち止まらずに中にお進みください」
せかされるように電車の中に入る。すでにかなりギューギュー詰めである。
そしたら、次のアナウンス。
「ただいま、前の電車が詰まっております。このまましばらくお待ちください」
ええええぇぇぇっ!!!
早く乗れって言ったじゃん!どないやねん!!
ギューギュー詰めの車内に、閉じ込められてしまった。
車内は熱気で暑くなり、肌寒い天気にもかかわらず汗が出てきた。
待つこと10分。
(このまま、この電車に乗り続けるか?それとも、降りて別のルートで職場に向かうか?)
頭の中で迂回ルートを考えるのだが、どれもすげーめんどくさいルートばかりである。
(ええぃ!このままこの電車と心中しよう)
そうこうしているうちに、ようやく電車が動き出した。
都営地下鉄が運転見合わせだというので、予定を変更し、終点の駅まで行って、そこから「黄緑色の電車」に乗り換える。
都心をぐるりとまわる「黄緑色の電車」に乗ったら、意外とガラガラなのね。
どないなっとんねん!
そんなこんなで、ふだんとは異なるルートを使って、30分遅れくらいでようやく職場に着いた。
もちろん、着いたころにはヘトヘトですよ。
まったく、毎日が冒険のような出勤である。
明日は電車が遅延しませんように。
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