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天津からのお客さん

12月7日(金)

今日は朝から職場にお客さんが来るので、朝早く起きる自信がない僕は、前日から職場に泊まり込みである。

どういうお客さんかというと、中国からのお客さんである。僕の大学時代の後輩に、地方大学に勤めるA君という優秀な後輩がいるのだが、その後輩の勤める大学に中国の若き学者さんが2カ月ばかり滞在することになった。日本にいる間に、いちどうちの職場を訪れたいということで、A君が中国の若き学者であるオウさんを連れてうち職場に見学に来たというわけである。

僕が少しだけ関わった「特別店」がまだ開催期間中だったので、まずは「特別店」を見ていただくことにした。

朝9時半から昼の12時半までの3時間、まったく休むことなく、「特別店」を見ていただき、つきっきりで解説した。

なぜ、そこまでのことをしたかというと、オウさんが、とても熱心に「特別店」をご覧になっていたからである。しかも、ときおり、実に的確な質問をされるのだ。日本語で。

かなり優秀な人なんだろうな、ということが、容易にわかった。

そうなるとこちらも、解説しがいがあるというものである。オウさんは、僕の解説を飽きることなく聞いてくれた。

お昼休みを挟んで、今度は「常設店」を自由に見てもらうことにした。

その間、僕は職場でたまった書類を仕上げたり、各方面に仕事のメールを出したりした。

午後3時。再びオウさんたちを前に、1時間ほど、若干の解説をした。

オウさんは、とても優秀で、謙虚で、いい人だった。

僕は僕なりに、つきっきりで解説をするという「おもてなし」をしたが、どうやらとても満足してくれたようだった。

「今度、天津にお呼びしたいです。ぜひ、天津に来てください」とオウさん。

「ありがとうございます。そんな機会があるといいですね」

「天津」といえば「天津飯」しか知らない僕である。

そういえば天津飯って、天津の料理ってわけではないんだね。中国料理をもとに日本で作った蟹玉あんかけ丼に「天津飯」という名前をつけたらしい。たとえて言うなら「ナポリタン」みたいなものか。

それはともかく。

「今日のうちに戻られるんですか?」

「ええ。上野に出て、そこから新幹線に乗って帰ります」

「そうですか」

「またうかがいます」とオウさん。

「ええ、またお会いしましょう」

疲れたが、いい出会いだった。

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