« 「ふつおた」のコーナー! | トップページ | 習作 »

アイスアメリカーノ、ではなく、アイスアリーナ

アイスアメリカーノ・妄想編

12月5日(水)、振替休暇。

小1の姪の誕生日が近いので、「お誕生日プレゼントとしてアイススケートリンクに連れていく」ことを妻が思いついちゃったらしく、小学校の授業が終わった午後、姪を連れてアイススケートリンクに行くことにした。初心者の姪に妻がつきっきりでアイススケートを教える。僕は運転手兼、娘の子守係である。

インターネットで調べてみると、自宅から車で30分くらい北に行ったところに、なんとかアイスアリーナ、とかいうスケートリンクがあるという。企業名がついているのは、ネーミングライツの関係なんだろうな。時間帯によっては、誰でも自由に滑ることができるらしい。

そういえば子どものころ、冬になるとよみうりランドのアイススケートリンクなんかに遊びに行ったなあ…いまはアイスアリーナなんていう小洒落た名前になってるんだなあ…なんてことを思い出しながら、アイスアリーナに着いたら、びっくりした。

よくフィギュアスケートの中継なんかで見るような、中央に広いスケートリンクがあり、その周りに階段状の客席が取り囲んでいるような、まるで競技場みたいな作りである。というか、競技もここでおこなわれるんだろうな。

中央のスケートリンクでは、フィギュアスケートの練習を黙々としている人たちで占められていて、とてもド素人がおふざけでスケートをやりに来るような感じではない。

僕のイメージでは、昔のよみうりランドのスケートリンクみたいに、アオバナを垂らした、ド下手で頭の悪そーな小学生たちが、「うぁ~」「ギャ~」とかなんとか叫びながら、何度も尻餅をついたりして、ソロ~リソロ~リと滑る、みたいな情景を予想していた。

だが、目の前に展開しているのは、明日の真央ちゃん、明日のゆづをめざすような子どもたち、あるいは、かつてフィギュアスケートに夢を賭けていたとおぼしき大人たちが、ビュンビュンと本気モードで滑っている光景なのだ!

飛び上がってクルクルって回転している女の子もいるぞ!

イナバウアーをしているご婦人もいる!

片足を手で持って、1本の足でクルンクルンまわっている少年もいる!

「ぎゃ~」とか「うぁ~」とか叫ぶ人なんて誰もいない。会場はしーんとしていて、よけいなことを喋ってはいけないような雰囲気である。だって滑ってる人はみんなマジなんだもん。

スケートリンクの上だけではない。階段状になっている客席のところで、フィギュアスケートの回転だとかをイメージトレーニングしている少年少女たちもいるではないか!

完全に、マジなやつや…。

こんなところで、スケートのスの字も知らない姪が滑ってもいいのか?

妻と姪は、そんなことを意に介さず、スケート靴を履いて、スケートリンクに降りて行ってしまった。

(度胸あるなあ)

明日の真央ちゃん、明日のゆづをめざして必死に練習する人たちに混じって、普段着の2人が、そろ~りそろ~りと滑りはじめた。

アイススケート初体験の姪は、案の定、というか、痛々しいほど滑れない。立っているのがやっとである。

(見ちゃおれん)

娘を連れて、アイスアリーナを出て散歩することにした。アイスアリーナの中、さみーし。

3時間後。

アイスアリーナに戻ってみると、まだ姪はスケートリンクの中にいた。

見ると、妻の助けを借りることなく、1人でなんとか氷の上を歩けるようになっていた。

帰ったあと、「楽しかった。またやりたい」と言っていた。

ひとまず、誕生日プレゼント、成功!と言っておこう。

|

« 「ふつおた」のコーナー! | トップページ | 習作 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「ふつおた」のコーナー! | トップページ | 習作 »