痛風相哀れむ
年末年始は、テレビ三昧である。
痛風持ちの僕は、テレビで痛風を告白しているタレントさんを見ると、つい、応援したくなる。
俳優の六角精児さんが、「呑み鉄」という番組をやっているのだが、痛風持ちで結石持ちの六角さんが、お酒を飲みまくり、美味しい物を食べまくっているのを見ると、
(身を削って仕事をしているなあ…)
と、心配になる。
ちなみに六角精児バンドの「お父さんが嘘をついた」は、痛風の発作に怯えるオジサンの哀愁が感じられてすばらしい。
また、別の番組を見ていたら、新作落語の特集番組をやっていて、その中で春風亭一之輔さんが、
「自分が痛風の痛みがひどくて2日間寝込んでいた時、昔昔亭桃太郎師匠の『金満家族』という落語を見て、あまりにもバカバカしくって、痛みがどこかへ飛んでしまった」
と言っていて、これはいいことを聞いた、と思った。
今度痛風の発作が起こったら、昔昔亭桃太郎師匠の『金満家族』を聴くことにしよう。
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コメント
私も四捨五入すればアラフォーになり、職種がら接待が多い同期には痛風持ちがチラホラ。
しかし痛風という言い方が嫌だ!
ということでウインドペインと呼称しております。
なお、老眼はヴィンテージアイです。
投稿: 江戸川 | 2019年1月 5日 (土) 07時27分
ボブ・ディラン風に、
The pain is blowin' the wind.
としたらどうだろう。
投稿: onigawaragonzou | 2019年1月 6日 (日) 01時53分