今度は西へ
1月26日(土)
昨日の夜に、雪国から戻ってきたのだが、今日は朝6時に家を出て、西に向かう。今週3回目の新幹線出張である。
今日の用務先は、「万博が行われた都市」にある私立大学である。例の「マニアonマニア」の会合なのである。
新幹線と地下鉄、私鉄電車を乗り継いで、11時までに行かなければならないのだが、なにしろ初めて行く大学なので、そこがどんな場所なのか、わからない。
その大学の目の前に、私鉄電車の駅があり、駅名にもその大学の略称が使われているので、とにかくその駅をめざせばよいのだ。
で、駅を降りたら、はたしてその大学の門があった。
大学の門の前に立ってみて、ビックリした。
見上げるような丘の上に、大学の建物が見える。門を入ってすぐに、丘の上に続く階段があるのがわかった。
(ここを登るのか…)
俺がこの大学の学生だったら、階段をのぼるのがイヤだという理由で、大学に通わなくなるだろうな…。
…と思っていたら、よく見ると横にエスカレーターがあり、ホッとした。
エスカレーターで丘の上までのぼり、ようやく大学の建物が見えてきた。
(それにしても、広いキャンパスだな…)
大学構内図の看板があったので、目的の建物を探す。
(なるほど、…目的の建物は、円筒形なのだな)
円筒形の建物をめざして、歩くことにした。
しかし、複雑なキャンパスである。
キャンパスのある丘は、実際にはいくつかの谷が入り込んでいるように見える。つまり、高低差が激しいのである。まさに、「山あり谷あり」のコースである。
そのせいか、谷を渡るための橋がいくつか造られていた。
大学構内図に書かれている方向の通りに歩いて行くのだが、自分が歩いている方向が正しいのかどうかもわからず、円筒形の建物がなかなか見つからない。
急に不安になってきた。
近くに学生がひとりいたので、道を聞くことにした。
「あのう、すみません。円筒形の建物はどこでしょうか?」
「円筒形の建物ですか?…あの坂を登ったところにあります」
えええぇぇぇっ!!また登るの???
ずいぶんと高低差の激しい大学である。
坂道を登り、ようやく、円筒形の建物が見えてきた。
…ということで、約束の11時前に、目的の用務先に無事に到着した。
そして用務先に5時間ほど滞在して、午後4時過ぎに大学を出た。帰宅したのは午後9時だった。
今日もまた、片道5時間移動であった。疲れた疲れた。
「あり得ない移動」は、こうしてひとまず終了した。
で、今日の用務先というのは…。
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コメント
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オーケーグーグル、S市にある大学は?
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オーケーグーグル、10件以上見つかりました。一番目はK大前駅です。
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探偵ころすにゃ 刀はいらぬ
AIスピーカー 買えばいい
投稿: 明智こぶ郎 | 2019年1月27日 (日) 16時02分
こぶぎさん、正解!
「東京以西で行われた万博は、S市とN市があるが、5時間という移動時間から考えると、N市よりもS市の方がふさわしい」
「N市の万博会場の近くにも大学がある。その大学もたしかに、新幹線を降りてから、地下鉄と私鉄を乗り継いで行くことができるが、ただし私立大学ではなく、県立大学である」
「『私鉄電車』という言い方からしても、N市よりもS市の方がふさわしい。S市を含む地域では、私鉄のことを○○電車と呼ぶことが多いから」
…みたいなまどろっこしい推理は、AIスピーカーには不要ということか。これからの探偵稼業もたいへんだ。
投稿: onigawaragonzou | 2019年1月27日 (日) 23時34分