7時間会議
昨日の謎は、解決した。
2014年の手帳の4月13日(日)のところを見てみると、その前日から「大きな湖のある県」に泊まり、翌日曜日の朝からレンタカーを借りて県内をまわっていることがわかった。その過程で、このガイダンス施設に立ち寄ったのだろう。
さて、昨日の4時半過ぎに、そのガイダンス施設での用務を終えた。翌日は同じメンバー6人で、午前中から会議である。会議の場所は、「のぞみの停まる駅」の駅前にある、「いくつかの大学のサテライトオフィスが集まっている建物」である。なので、各自その近くに宿をとることにした。
在来線に乗って、「のぞみの停まる駅」まで移動する。
このところの移動続きでひどく疲れてしまい、早くホテルにチェックインしたいなあと思っていたら、このプロジェクトのボスが、
「懇親会をしましょう」
と提案した。
僕は、あからさまに「ええええぇぇぇぇっ!!!」といって、早く解散したそうな顔をしていたら、
「どうしたんです?」と聞くので、
「ちょっと仕事が詰まっておりまして」と言ったところ、
「軽く夕食をみんなでとるだけですから」と言うので、
「軽く夕食をとるだけであれば大丈夫です」と答えた。
しかしこれが甘かった。
話し好きのボスが、「軽く」ですむはずがない。入ったお店は、ガッツリした居酒屋で、
(飲む気満々やないかい!!)
と思いつつも、渋々そのお店に入ることにした。
居酒屋に入ってしまったら、「軽く」ですむはずがない。僕はウーロン茶で通したのだが、他の人たちは、どんどんビールを飲んでは、このプロジェクトについて談論風発するのである。
結局、3時間もその居酒屋に滞在することになった。ホテルにチェックインして仕事をしようと思っていた心が、その日はポッキリと折れてしまったのであった。
さて翌日の今日。
午前中から会議である。僕が会議の議題を用意して、司会もしなければならないので、気を抜くことができない。
しかも、この業界の重鎮の方もいるので、ヘタなことを言えない。言葉に注意しながら、誤解を生まないような表現で、少しずつ合意を得ていかなければならない。
ここでもまた談論風発。議論は3時間におよんだ。
しかしそこでも議論は尽きず、借りていた部屋を追い出された僕たちは、会場を変え、昼食をとりながらさらに1時間ほど会議をした。
結局、この日は4時間の会議、前日の懇親会での3時間を合わせると、実に7時間も同じテーマで会議していたことになる。
まったく、よく喋ることがあるよなあ。
この業界で生き残っていく条件は、7時間にわたる議論をしても、疲れないスタミナを持つことであることを、悟ったのであった。
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