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「連想ゲーム通訳」以前の問題

こぶぎさんは学生たちと韓国に行っているらしい。惜しかったなあ。

1月31日(木)~2月1日(金)

連想ゲーム通訳

さて、僕はといえば、相変わらずの忙しさである。

先週に続き、韓国のチェ先生を引率して新幹線で北へ向かう。ただし今回は、5時間移動ではなく、鈍行の新幹線で40分ほどの町に、1泊2日滞在する。

滞在中は、地元の先生が車を出してくれて、「うどんがソウルフード」の県内をつきっきりで案内してくれた。地元の先生は僕も以前お世話になったことのある先生で、今回の訪問を大歓迎してくれたのである。夜は懇親会まで設定していただき、そこでもまた、むかし一緒に仕事をした、懐かしい仲間とお会いすることができた。

それにつけてもたいへんなのは、通訳である。まる2日間、朝から夜まで、地元の先生がずーっとつきっきりだから、通訳に気を抜くことができない。しかも、いろいろな場所に行き、そこでまたいろいろな方にお会いしてお話しをうかがうものだから、なおさら気を抜けないのである。

今回もまた、難易度が高い。

「これは火山弾が落ちてきたときに土をえぐったさいの穴です」

とか、

「火砕流が一気に流れてきたあと、しばらくしてから火山灰が降って徐々に積もってきました。その結果、軽石がどうのこうの…」

とか、「火山弾」とか「火砕流」とか「火山灰」とか「軽石」、どうやって訳せばいいんだ??

しかも、

「この地層は、ご覧になっておわかりの通りFPで、こちらの地層はFAです」

に至っては、そもそも「FP」と「FA」の意味がわからないので、訳しようがない。

あと、「砥石」とかも、説明の中で重要な要素だったのだが、どう訳していいかわからない。

「砥石」は「刀を研ぐ石」。「刀(カル)」と「石(ドル)」はわかる。

仕方がないので、「カルをアレするドル」と言ったら、何となくわかってもらえた。

だが、

「側壁には漆喰が塗られています」

の「漆喰」がわからないので、これは訳すのを諦めた。

「側壁の石の間には紐を引っかけるフックのようなものが残っていて、おそらくそこに紐のついた幕のようなものを引っかけて、側壁の周囲を覆って、埋葬の儀式の際に荘厳したものと思われます」

…訳せるか!!!

つくづく自分の勉強不足を恥じ入ったのであった。

といった感じで、2日目の午後には頭がはたらかなくなり、ドッと疲れてしまった。

最後の方には、「鏡(コウル)」を「カウル(秋)」と言ってしまうし、まったくチェ先生にはご迷惑ばかりかけてしまった。

ただ、県内を車で案内してもらったのだが、地元の先生と車中での四方山話は、なかなか面白かった。車中の会話は、ほとんど通訳する必要もないので、気も楽である。

「今度、うちのイベントに講談師を呼ぶことになりましてね」

「そうですか」講談師と聞いて、すぐに神田松之丞の名前が思い浮かんだ。

「うちのイベントの内容を、講談に仕立ててもらおうとお願いしたんです」

「それは面白いですね。そういえば、講談師って、既成の講談を語るだけではなくって、功成り名を遂げた人が、自分の一代記を語ってほしいという依頼があるそうで、講談師がその人から聞き取りをして、一代記を創作して講談に仕立てるみたいなことがあるそうですよ」これも、神田松之丞がラジオかなんかで言ってたことである。

「どうしてそんなイベントを思いついたかというと、去年の夏に、うちの職場に実習に来た大学生の中に、講談師になりたいという学生がおりましてね」

「ほう。講談師に弟子入りでもしているんですか?」」

「いえ、弟子入りをしたいと願っている学生で、いまは自分で講談を勉強しているんだそうです」

なんと!ひょっとして、神田松之丞がラジオで「弟子入りしたいという大学生がいるんだけど、自分がまだ「二つ目」なので、弟子がとれないといって追い返した」と言ってた、その大学生のことだろうか???

「で、うちの職場の同僚が、その学生の講談を聞いて感激しましてね。ぜひ今度のイベントで、プロの講談師をお呼びして、関連イベントをしたいと、こういう運びになったわけです」

「ひょっとして…それは、か、か、神田松之丞???」

「いえ、神田松之丞ではありません。「神田」は「神田」なのですが、女性の講談師です」

いずれにしても、神田一門である。

それにしても、こうした同業のイベントで、講談師を呼ぶというところまで、いまは講談がブームなのである。

車中では、なぜか四方山話がはずむ。お酒の席よりも、車中で話しているときの方が、、僕の場合は楽しいのかも知れない。

さて、これで僕のアテンドも終わり、チェ先生は、2週間の滞在を終えて、日曜日に韓国にお帰りになる。

僕はお見送りする暇もなく、すぐに次の新幹線出張である。

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コメント

ぴへんぎ が しまげ ふんどぅろっそ 
ごー あらうんど かじ いっそっそ
ちょんしん おっこ
いるぼの ど いじょぽりょった。

ああ せさげ 
らんきりゅう え ぱぼやー。

おんちょん ひんどぅろTT
ちべ ぱるり かご しっぽ

投稿: こぶぎ チュゴッソ | 2019年2月 2日 (土) 19時46分

あ くりご くいず が ちょんだん!

くんで いるぼね ぽんぺい かっとぅんごっ 
かったわっぐな

おー はんごくまる おんちょん ちゃらす いっこがった

く よへん へって とんやく ぱっきおんぬん にか

投稿: こーそく ぼす あね こぶき | 2019年2月 2日 (土) 20時13分

こぶぎさん、ちょんだん!

投稿: onigawaragonzou | 2019年2月 3日 (日) 07時24分

飛行機 が ひどく 揺れて
ゴー・アラウンド(着陸やり直し)まで あって
精神 なくなり(正気でなくなり)
日本語 も 忘れてしまった。

ああ なんてことだ
乱気流 の バカやー。

とても 疲れたTT
家に はやく 行き たい

---

あ それと クイズ が 正答!

それで 日本の ポンペイ みたいな所
行って来たな

おー 韓国語 とても 上手くできるようだ

この 旅行 した時 通訳 以外ない から

---

こぶぎさん、正答!


くんで うぇ ね まるる ぽんやく はじあな? アテンドみょにん にむ!
(だけど なぜ 僕の 言葉を 翻訳 しない? アテンド名人 様!)

投稿: セルフ通訳こぶぎ | 2019年2月 4日 (月) 09時27分

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