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不思議なホテル

2月17日(日)

この週末に泊まったホテル、というのが、今まであまりお目にかかったことのない感じのホテルだった。

そもそも、小さい町で、200人規模の大きなイベントをするのに、宿の確保とかはどうするのだろう?と思っていた。

そんなに大人数が泊まれるホテルが、あるのだろうか?

…ま、考えてみれば失礼な話なのだが、来る前は、そんなふうに感じていたのである。

そして、この町に訪れたのが、土曜日のお昼。

予想していたとおり、小さな町だった。

「同業者祭り」は午後1時半からなので、ここはひとつ腹ごしらえと思っていたが、駅の周辺に食堂がまったくない。

結局、昼食抜きで「同業者祭り」にのぞんだ。

1日目の行事が終わり、いよいよ予約していたホテルに向かう。会場には、送迎バスが待っていた。

「同業者祭り」に参加するほとんどの人が、同じホテルに泊まることになっていたようである。

(とても大人数が泊まれるホテルがあるとは思えないのだが…)

会場からの送迎バスが、ショッピングモールの駐車場に着いた。

漠然と想像していたイメージと違っていた。

ホテル、というと、どうしても高いビルを連想してしまうのだが、このホテルはそうではない。

2階建てなのだ。

2階建てにもかかわらず、客室が400あるというのだ。

だからたかだか200人くらいのイベントならば、余裕で宿泊できるのである。

ショッピングモールの駐車場の一角に、(こういうたとえがよいのかどうかわからないが)まるで仮設住宅のごとく、2階建てのホテルが建てられているのである。

で、部屋はどうかというと、普通のビジネスホテルの部屋である。できて間もないということもあり、とくに不便に感じるところはない。

(なかなかめずらしい感じのホテルだな…)

調べてみると、このホテルは8年前の震災後に建てられたホテルチェーンらしく、震災復興の工事などで長期滞在する人たちのためにもともとは作られたらしい。

支店がいくつかあるようだが、いずれも8年前の震災で大きな被害を受けた町ばかりである。

ホームページに載っている各支店の写真を見ても、やはりどのホテルも2階建てで、部屋数も多い。

なるほど、高いビルのホテルを建てようとすると、コストも時間もかかるので、広い土地に2階建てのホテルを作ることで、コストと時間をかけないようにしたのではないだろうか。

第一印象が、仮設住宅のようだ、と感じたのは、あながち間違いではなかったのである。

逆に言えば、この町の復興のために、多くの工事関係者が泊まれるホテルの建設が急ピッチで進められたのではないかと想像される。

そしていまは、かつてほど、工事関係者の人は泊まらなくなり、代わりに、僕たちのような、外から来てこの町のイベントに参加する人間が泊まるようになった。

震災から8年経って、大きなイベントを開催して外から多くの人を呼ぶことができるようになったのは、復興の証のひとつなのだろうと、感慨深く思った。

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