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肋骨が折れてるんですけども

2月13日(水)

肋骨が折れてるんですけども、片道2時間半の通勤は変わらない。

今日は、同じ県内の大学の学生を対象にした集中講義が職場で行われることになっていて、初日の今日は、そのお手伝いである。

集中講義担当の教員は別にいるのだが、一応、企画者のひとりなので、休むわけにはいかない。

なんてことはない。昨年10月におこなった「課題解決型授業」を、そっくりそのまんまこの大学の集中講義でもおこなおうと提案したのである。

集中講義担当のお二人の教員は、最初は僕の提案に半信半疑だったが、学生のグループ発表を聞いているうちに、どんどんのめり込んでいき、最終的には好評のうちに1日目が終了した。

今日はその合間にも、年度末の予算執行の手続きをしたり、800字の原稿2本を書いて送信したりと、肋骨が折れていないふだんよりも仕事をした感がある。

痛い背中をさすりながら、ひとつ、わかったことがある。

それは、「肋骨の骨折は、骨折の中でも圧倒的に不利だ」ということである。

だって、見た目には肋骨を骨折したことがわかんないんだぜ。

これが、たとえば足を骨折したとしたら、ギブスをはめるとか、松葉杖を使うとか、骨折したことが見た目からも明らかにわかる。腕の場合もそうであろう。

しかし、肋骨の骨折は、こっちから自己申告しないとわからないのである。

たとえ自己申告したとしても、

「ふ~ん。そうですか」

と塩対応されて終わりである。

だいたいこのブログで、「肋骨が折れた」と書いても、こぶぎさんくらいしか心配してくれる人がいないのだ。ほかは、みんな無視である。

そのこぶぎさんも、自身がたまたま肋骨にひびが入った経験があるから、こっちの痛みも理解してくれるわけである。

包帯とかギブスがつけてないから、どれだけ痛いといっても、その痛みが理解されないのである。

電車に乗っていても、肋骨が折れているからと言って、席を譲ってくれたりはしない。

これが、足が折れていれば、見た目に明らかにわかるので、席を譲ってくれるだろう。だが肋骨が折れていることは、誰にもわからないのだ。

よっぽど、「肋骨が折れています」というステッカーでも作ってやろうかと思ったくらいである。

かように考えると、肋骨が折れることほど、損なことはないのである。折るならば、肋骨以外の骨がよい。

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