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サラリーマンあるある、いや!ないない!

鬼瓦殿

高校時代の友人・元福岡のです。こんばんは。

相変わらず忙しそうですが、大丈夫ですか。

ブログを読むと、また負のスパイラルに入りそうですね。

高校に関するブログ読みましたが、まあ私もクラスに馴染めなかった1人で、勿論、クラスの同窓会には出たことも無いですし、今後も出ることは無いでしょう。そもそも、クラスの人間には私の現在の所在地を連絡してもいないし、実家も引っ越したので連絡が来ることもあり得ないのですが。

そんなことはさておき、最近のサラリーマン小噺を一つ。

サラリーマンあるある、いや!ないない! (というか、そんなことあったら困る!)

就職するまでは、サラリーマンというのは、きちんとした大人達が真面目に働いているところで、いい加減な私などは相容れないのでは、と思いながら働き始めたのですが、そんな私の推測は見事に裏切られました。

私は就職してすぐ千葉にある工場に配属されたのですが、工場というのは所謂ブルーカラーのお父さん達が沢山いるところで、お父さん達の発言は我々の予測をはるかに超えるものが有りました。最初に驚いたのは、お父さん達が「何だっぺ」とか「そんなこと出来るわけないっぺ」などと、「だっぺ」という言葉を喋ります。我々の世代は、それこそ川崎のぼるの田舎っぺ大将で主人公の風大左衛門が「だっぺ」と喋るのをテレビでは聞いたことは有りましたが、まさか東京に近い千葉で「だっぺ」などと言う人達が居ようとは想像だにしませんでした。(ちなみに「だっぺ」は千葉の方言なようです。)更にお父さん達は、過激な言葉を電話口で叫んだりします。ここでは語れないような発言だったりするので割愛させて頂きますが

前置きが長くなりましたが、先日、会社の部長と同期の同僚と私の3人で取引先との懇親会があったのですが、ウチの会社は部長以下、面白ければそれで良いという傾向が有り、懇親会はあんなことこんなこと、サラリーマンあるある失敗談の暴露合戦になってしまいました。

先ずは、私の同期のY(前に話した黒木瞳の5軒隣に実家があるのが自慢の山持ち)のネタで私が先人を切りました。「コイツは酔っ払うと本当にダメな奴なんですよ。昨年の夏に部長とコイツと一緒に札幌に出張に行った時に、飲み会で泥酔してホテルまでコイツを連れ帰ったんですよ。エレベーターで別れた後、部長がアイツは大丈夫か?と心配するので部屋の前に見に行くと、コイツが部屋の前に佇んでるんですよ。どうしたんだ?と尋ねると、コイツは判らない、とスマホを手に持って放心状態で答えます。この部屋はチェックインした時に貰った暗証番号が無いと入れないんだよ、と私が言うと、また、判らない、と答えるので、ふと手に持ったスマホを見れば、何と暗証番号の写メが表示されているでは無いですか。恐るべし、自らが泥酔することを予測したコイツは暗証番号を写メしていたのです。ただ残念なことに、泥酔しているのでその写メが何たるかを判らなかったのです。私は泥酔したコイツの代わりに暗証番号を押し何とか部屋に押し込みヤレヤレと一安心して自分の部屋に戻りました。

そして翌朝、私がコイツに昨日は大丈夫だったか?と尋ねると、いや〜昨日の晩ふと気がつくと知らない街の中に立ってたんだよね、しょうがないから道行く人達にホテルの名前を話して何とかホテルに戻って来たらしく、朝目が覚めたらベッドて寝てたんだよね、スマホをホテルに置いて出ちゃったみから暗証番号も判らなかった筈だし、何で部屋にいたんだろう?と言います。何とコイツは私が安心して部屋に戻った後にボケ老人が徘徊するように、札幌の街を彷徨ったらしいのです。私は思わずコイに突っ込みを入れました。何で部屋にいたんだろうじゃないだろう!恐らくホテルのフロントの人が泥酔したお前を見て、仕方無くお前の代わりに暗証番号を押して部屋に入れてくれたんだよ、どんだけ周りに迷惑かけんだよ!でも、そんなこと言われてもあっけらかんとしてんですよ。酷いもんでしょう!

するとYは「コバヤシ!人のことを、そんな酷い言い方は無いだろう!ふざけんなよ」と少しスネながら言ったかと思うと、自ら自虐ネタを話し始めたました。「泥酔して色々やらかした結果、僕は本当に土下座が上手くなりましたよ。奥さんに許して貰う為にありとあらゆる土下座技を使いますからね。(思わず私は心の中てYに突っ込みを入れます。土下座技って何だよ!何自慢げに話してんだよ!)そういえば、もう20年近く前ですが、やはり泥酔してやらかしましてね。泥酔してたんで自分ではあまり覚えて無いんですが、奥さん曰く、僕が血まみれになって帰って来たらしいんですよ、後で考えてみると、とうやら自転車に乗って家に帰る途中、酔っ払ってたんで電柱に突っ込んだらしいですよ、翌朝起きたら前歯が、三本折れていて、ホラ、この前歯三本はインプラントですから。あの時も奥さんに許して貰う為に土下座技を駆使しましたよ。」と嬉しそうに語る始末。

これを聞いた取引先の社長が、負けじと語り始めます。「いやあ、Yさんなかなかやりますね。実は私も昔やらかしましてね。

とある晩、私も泥酔して社宅に帰って来たんですよ。いつものようにエレベーターを降りて家の玄関を開けてすぐ風呂に入ったんですよ。その後、実は私、裸族なもんで大体家の中では裸で過ごしてるんで、いつものように風呂を出て真っ裸で居間のソファーでひと休みしてから、冷蔵庫を開けて缶ビールを飲もうと思ったら、冷蔵庫が開かないんですよ、そこでフト我に返ったんですが、この冷蔵庫がウチのと違って観音開きだったんで開けられなかったんですが、要するに他人の家に入っちゃったらしいんですよ。どうやらエレベーターを降りる階を間違えて下の家の中に入っちゃったみたいで。もう恥ずかしくて恥ずかしくて、どうしようと思ってたらカミさんが激怒しながら迎えに来てくれて。間違えて入っちゃった家の奥さんが、私が風呂に入っている隙に多分コートかなんかに入ってた名刺でも見たんでしょうね、これはどやら社宅の上の階の旦那さんらしいということで、電話でカミさんを呼んだらしいんですよ。カミさんに連れられて素っ裸で家まで帰って、散々怒られましたよ。そんでもって、脱いだ服をそのまま下の家に置いて来ちゃったんで、翌日、カミさんに菓子折り持って取りに行って貰いましたよ。帰って来たら黙ってクレジットカードを寄越せってんで、仕方無く渡したら使いたい放題ですよ。でも、こんなことがあったんで何も文句は言えませんでしたよ。」

これには一同度肝を抜かれ大受け。勝手に人の家に入って風呂まで入っちゃうなんて聞いた事ないし。大体、アンタそれなりに大きい会社の社長だろ、部下の前でそんなこと言っちゃっていいの?さすがの我が社もこれには完敗でした。

いやあ、泥酔したサラリーマンのあるあるというか、そんなんあったら困るよ!という話でした、と終わりたいところですが、まだこの続きが少しありまして、前述の酔っ払うとダメ人間のYは案の定この懇親会の後、泥酔し、仕方無く部長と2人タクシーを捕まえてYを押し込み家に帰したんですが、翌朝、会社に出勤したYを見ると、顔に少しキズがあり様子がおかしい、どうしたんだと問いただすと、Yが少し恥ずかしそうに、いやあまたやっちゃったらしいんだよ、あの後、家に帰ったら、これまた全く記憶が無いんだけど、血まみれで帰ったらしいんだよ、家の近くで転んだらしいんだけどね。

今朝、また奥さんにこっぴどく叱られたよ。勿論、土下座技を駆使して謝ったけどね。でも、さすがに暫くは会社の飲み会は禁止と言われちゃったよ!とのこと。

いやはや、本当に酷いもんで。

ということで長々と失礼しました。

そう言えば、先日のメール、気付けばまた貴君のブログに全文掲載されてましたね。貴君からは返信有りませんでしたが、こぶぎさんがコメントしてくれていましたので、機会があれば宜しくお伝えください

それでは、また!

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コメント

高校時代の友人・元福岡のコバヤシです。

少しはメールにコメントを欲しいものですが、ブログの大文字赤字になっている部分が、貴君の着目点であるなら、まあそこが面白かったんでブログに載せたんだろうと解釈して良しとしましょう。

それにしても、メールを書き始めたらバカバカしいと思いつつも夜中までスマホで書き続けてしまい今日は寝不足、いったい何してるんだか。

でも、書きながら会社人生を振り返ると、色々、サラリーマンあるある、いや!ないない!を思い出してしまいました。

現在のところ以下のようなネタが有ります。ご興味があればまたメールします。興味無くても気が向いたら勝手にメールするかもしれませんが。

その1

サラリーマンあるある、いや!あったら困る! 〜アーバンジプシー編〜

・酔い潰れたO君気付けば知らない駅に!その時彼が取った行動は?

・ついに会社に住み始めたO君、何か間違っていないか?

・彷徨えるアーバンジプシー、ベルギーへ

その2

サラリーマンあるある、いや!ないない! 〜終わらない宴会 博多OL編〜

・終わらない二次会、倒れてもまた立ち上がるゾンビOL達

・翌朝、出社してビックリ!

その3

サラリーマンあるある、いや、やっぱりないだろ!〜奇人変人、先輩編〜

・結婚式に招かれた先輩、式場に現れた彼を見てビックリ!

その4

サラリーマンあるある、いや!それはダメだろ!〜ストーカー編〜

・上司の指示で休日出勤したコバヤシ、でも 一向に現れない上司

・結局現れなかった上司の驚愕の言い訳とは!

ちょっと番宣ちっくに書いて見ました。リクエストお待ちしております。

では、また。

投稿: 高校時代の友人・元福岡のコバヤシ | 2019年3月 2日 (土) 03時21分

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