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子連れ狼ならぬ子連れ熊、バスに6回乗る

4月12日(金)

慣らし保育も2週目の金曜日である。

今日はなかなか忙しい。慣らし保育の2週目ともなると、3時半にお迎えに行くのだが、今日はちょっと早め、1時半にお迎えに行くことになった。理由は、病児保育所の登録をするためである。

初めて知ったのだが、病児保育所、というものがあるらしい。

ふつうの保育園は、園児が37度5分以上の場合、預かることができない。ほかの園児に感染すると困るからである。

つまり病気になってしまうと保育園に預けられなくなってしまうのだが、そんなときに預ける保育園が、病児保育所である。

市内に2カ所あるという。そのうちの1カ所は、すでに妻が登録に行ったのだが、もう1カ所は、面談の時間が決まっており、しかも親子そろって面談をした上で登録をしなければならないという。面談の時間は午前10時か午後3時ということだったので、午後3時の面談を予約し、保育園を早退することにしたのだった。ちなみに今日の送り迎えは僕である。

午前9時に保育園に預けたのだが、あっという間に午後1時半になるね。保育園に迎えに行くと、園児たちは昼寝の最中だった。寝ている娘を起こして連れて行くのは忍びないと思いながらも、仕方なく連れて行くことにした。

「だいぶ慣れてきたので、来週からは通常の保育にしましょう」

「そうですか!ありがとうございます」今日で慣らし保育は、終了である。

保育園を出て、娘をバギーに乗せて、バス停に向かう。

この「バギー」という言い方が、いまだに慣れない。つい「ベビーカー」と言ってしまう。さらに僕の子供の頃は「乳母車」と言った。

さあ、ここからが長旅である。

バギーを押して、バス停に向かい、そこからバスに乗り、途中の停留所で降りる。さらにそこから別のバスに乗り換え、目的の病児保育所に近いバス停で降りるのである。うーむ。意外と面倒くさい。

保育園を出てから1時間以上かかって、ようやく病児保育所に着いた。

そこで、いろいろと説明を受けるのだが、病気になったからといって、どんな場合でも預かってくれるというわけではないのだという。

ふつうの風邪ならば問題ないが、たとえば天然痘とかペストとかといった伝染病はダメである。

…それはあたりまえか。もっと身近な、インフルエンザとか、ノロウィルスとかを例に出した方がよかったな。

とにかく、意外と手続きが面倒くさい。それに交通が不便なこともあり、なるべくならお世話にならないようにしようと心に誓ったのであった。

さて、病児保育の面談が終わった後は、娘を耳鼻科に連れて行かなければならない。昨日から、鼻水が止まらないのである。

再びバスに乗り、途中の停留所で別のバスに乗り換え、いったん家の最寄りのバス停で降りる。そこから今度は、徒歩で15分ほどかけて、耳鼻科の病院に向かうのである。

同じ市内なのに、やはり1時間くらいかかって、ようやく到着した。

診察が終わり、また徒歩で15分ほど歩いて、薬局で薬をもらい、ようやく今日の予定をすべてこなすことができたのであった。

今日は子連れ狼よろしく、「乳母車」を押しながら、市内を行ったり来たりの大移動であった。帰宅して夕食にカレーを作って食べたら、いつの間にか僕は大鼾をかいて気絶してしまった。

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